モジュール化スマートフォンProject Araの肯定的な未来を見せてくれたVestigenの多機能センサ機器

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Project Ara(プロジェクトAra)は、徐々に商用製品の発売に近づいている。シンガポールで行われたカンファレンスが、この、‘モジュール的パーツ任意組立/取り替え型’スマートフォンの、近未来の姿を垣間見せてくれた。たとえばVestigenという企業は、さまざまなテストストリップ(下図)を使って、水の水質(飲用適性)や血液の血糖値など、いろいろな検査ができる製品を披露した。

VestigenのCEO Alexander Kriskoの説明によると、このようなツールによってAraはホビイストのおもちゃの域を脱し、世界中の人びとの生活の質を良くしていくための本格的なソリューションを提供できる、という。〔たとえば低開発国における飲み水の衛生状態の改善。〕

Araのアドバンテージは、起業や研究開発の初期費用が低いことだ。モジュールの費用は、本格的な検査機器などに比べると大幅に安い。部品としてのセンサは今とても安くなっているし、コンピューティングや通信の機能に関してはAraの既製のモジュールをそのまま利用できる。

Araは今年プエルトリコで消費者テストを行う予定だが、今後は世界中のエンジニアや医師やエイドワーカー(人道支援活動家)、それにコンピューティング==モバイルである人びとが、Araのきわめて安いハードウェアコストをベースに、今まで一部の先進国でしか得られなかった技術的果実を、いろいろ実らせていくだろう。 Vestigenの製品を見ていて、そう思った。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))