企業による銀行利用の現代化をめざすSeedがまずAPIを公開

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【抄訳】

Seedは、企業にとって銀行は透明性を欠き、費用が高く、時代遅れだ、と考えている。Y Combinatorの2015年冬季クラスの‘生徒’だったSeedは、CEOのBrian Merrittによると、銀行をAPIの時代にふさわしい形に洗いなおし、無用な手数料をなくし、銀行を使いながら事業を創業し管理していくことをできるかぎり簡単にしたい、と願っている。

Merrittと協同ファウンダのRyan Hildebrandは、消費者向け銀行サービススタートアップSimpleの出身だ。Simpleは、2014年に1億ドルで買収された

同社はしばらくステルスで操業していたが今日(米国時間2/17)バンキングAPI(銀行利用API)のベータを公開してスタートアップの表舞台に登場した。ただし利用できるのは当面合衆国のみで、デベロッパは自分のアプリ/アプリケーションやツールなどにSeedの銀行利用サービスを組み込める。

バンキングAPIってなんだろう? それはSeed自身が、自分が顧客に提供する各種サービス(Webアプリケーションとモバイルアプリ)の機能を実装するために使っているAPIの集合だ。言い換えるとそれは、Seed自身のデジタルの構造体そのもの(の公開)だ。

Seedは自分自身のクライアントアプリケーションを3か月〜6か月後に立ち上げる予定だ。サービス本体の立ち上げよりもAPIの公開が先、というのは珍しい。

本誌TechCrunchのオフィスにMerrittをお招きして同社のローンチと、その存在理由についてうかがった。

Seed自身は銀行ではなく、むしろ「銀行へのインタフェイス」だ。インタフェイスだから、銀行がやってるサービスは何でもSeedから…より便利に…利用できる。たとえばSeedが提供する預金保険は、FDICの標準の25万ドルに対して最大5000万ドルまでだ。

同社は今日の発表声明で、“国内送金手数料は無料、手形交換手数料は無料、小切手送金手数料は無料、国際決済手数料は小額”、を約束している。Seedの収入源としては、多くの企業向けスタートアップと同様に、年〜月会費を予定している。

【後略】

FEATURED IMAGE: HAKAN DAHLSTROM/FLICKR UNDER A CC BY 2.0 LICENSE

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))