Retinaを搭載した極薄MacBookを体験

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Appleの最新のMacBookは、これから先のAppleのノートパソコンの基礎となるだろう。このパソコンの本体は最も厚い部分でも、13.1ミリの薄さしかない驚きの薄さを実現した。12インチのディスプレイにはほんの少しの枠が囲うのみで、ディスプレイはアスペクト比16:10、解像度2304×1440のRetinaを搭載している。そして、3.5ミリのイヤホン用のステレオジャックの他には、電源とデータの入出力を行うポートが1つだけある。このパソコンを構成する全ての要素が、最先端の技術を取り入れられたものであり、これが未来のパソコンとして、このモデルをシンプルに「Macbook」と名付けたAppleの決断が反映されている。

(ハンズオンの様子の動画は、原文からご覧頂けます。)

ステージで見た時よりパソコンを目の前にすると、技術が際立っていると感じた。このノートパソコンの重さは、2 ポンド(およそ900グラム)で、これはオリジナルのiPadより1/2ポンドしか重くない。手に持ってみると、これが大画面のスクリーンを搭載したパソコンとは思えない軽さである。

物を薄くすることの技術的なハードルを考慮に入れると、この画面の存在がまるで信じられない。このディスプレイは本体に印刷されているように感じるほどだ。解像度が高く、今までのMacBook ProのRetinaより、表示される文字も明るく、はっきりし、色も正確に再現されている。もう一度言うが、これは紙を入れるフォルダーとそんなに変わらない厚みの本体に実装されているのだ。

Appleは、この本体にもフルサイズのキーボードを実装している。このキーボードは、キーを広く、キー同士の間隔を狭くし、指の移動距離を短くする為の新しい技術を採用している。このMacBookでのタイピングは気持ちよく、短い移動距離にも関わらず、今までの心地いい打感を損なっていない。Appleによると、これをキーが均等に下方向にクリックする新しいメカニズムを採用したことで実現したと言う。実際にハンズオンで試した結果それを体験することができた。

もう1つこのパソコンの卓越した機能は、そのトラックパッドにある。実際には7ナノメートルしかトラックパッドを押していないにも関わらず、ボタンをクリックしているかのような、ちょっとした距離を押している感覚が得られるのだ。これは、圧力のフィードバックのカスタム調整機能を導入しているからだ。つまり、taptic engineと呼ばれる、触覚に働きかける機能が内蔵されていることにより、クリックに対してのトラックパッドの反応をユーザーが調整することができる。例えば、強くトラックパッドを押さえると動画を何倍速かで再生することができるのだが、この時トラックバッドがきちんと働いていることを示す、微かだが、はっきりと分かる合図をトラックパッドに感じ取ることができる。

今後の検証により、個人がパソコンを使用する際に複数のポートは必要ないとするAppleの主張が正しいか明らかになることだろう。現時点で言えることは、MacBookは驚くほど薄く、軽い端末であるという、当初の約束を果たしていることだ。そして、キーボードのライトやトラックパッドの操作といった、パソコンの基本となる要素を見直した素晴らしいものとなっている。

[原文へ]

(翻訳:Nozomi Okuma / facebook