Microsoft、エンタープライズ向けコミュニケーション・ツールのSkype For Businessを正式公開

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MicrosoftのSkype for Businessは、エンタープライズ向けの新しいコミュニケーション・ツールで、従来のLyncの後継となる。今日(米国時間4/14)、MicorosoftはOffice 2013の4月のアップデートの一部としてSkype for Business〔日本版〕を正式公開した。同時にLync Onlineを利用しているOffice 365のユーザーに対してSkype for Business Onlineが公開された。

このサービスのテクニカル・プレビュー版が公開されたのはほんの数週間前なので、さらに準備とテストの期間が必要な企業ユーザーも一部にあるとMicrosoft自身も認めている。このアップデートを説明する今朝のブログ記事によれば、こうしたユーザーの場合、従来のLyncとSkype for BusinessのユーザーインターフェイスをIT管理者が必要に応じて使い分けることができるようにしてあるという(当面Lyncを使い続けるための情報はこちら)。ただし、Lync OnlineからSkype for Business Onlineへの切り替えについては5月中に全ユーザーについて完了させるとMicrosoftでは述べている。

Skype for Businessは一般ユーザー向けSkypeのクライアントとほぼ同様のルック・アンド・フィールだが、エンタープライズ級の高度なセキュリティーが備えられ、またIT部門による管理、コンプライアンスのモニターなどが可能となっている。Skype for Businessを利用したコミュニケーションはActive Directoryを通じて認証され、暗号化されている。社内への導入とユーザー・アカウントをIT部門が管理することができる。また必要があれば、社内の電話交換網(PBX)やレガシーのビデオ会議システムなどと統合して運用することも可能だ。

またSkype for Businessのユーザーは社内でチャット、音声通話、ビデオ通話が可能になるだけでなく、Android、iOS、Mac、Windowsの各アプリとウェブ上でSkypeを利用している全世界3億人の外部のユーザーともコミュニケーションができる。SkypeはOfficeに統合されており、チャットや音声通話、ビデオ会議をOfficeアプリ内から利用できる。

LyncをSkype for Businessで置き換えるという計画はエンタープライズ向けサービスを“for Business”というブランド名で統一する一環として去年発表されていた。 Microsoftではエンタープライズ向けクラウド・ストレージをOneDrive for Businessというブランド名で展開している。

〔日本版〕日本のMicrosoftによると、Skype for Businessは1ユーザー当たり月額220円から。ただし25人までの無料プランも用意されているという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+