人種差別的いたずらに懲りてGoogleがMapsの検索を大幅アップデート

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「○○の死」は、殆どが過大評価

Googleは、Google Mapsサービスの位置検索の結果に、人種差別用語など不適切な言葉の不適切な結果が表示されないための対策を、今講じていることを確認した。この問題は今週、黒人差別を表す“n*****”とか“nigga”などの語句の検索結果として、ホワイトハウスが出てきたことに端を発している。

この不手際を詫びるブログ記事でGoogleは、そんな状況が生じたのはMapsサービスの検索がWebのコンテンツを、未検査のまま使っているために、語句と結果とのおかしなマッチングができてしまうためだ、と説明している。それはGoogle本体の検索エンジンと同じ方式であり、そのために検索エンジンでは2007年に、’failure’(失敗)という語句での検索で、結果のトップに(当時の大統領)George W. Bushが出てきたりしたのだ。ただしGoogle検索におけるその種の不具合は、のちに修復された。

Google本体の検索エンジンは、そうやって、ドカン!とやられる“Google爆弾”(Googlebombing)を防ぐための対策が講じられたが、Mapsの方は古いアルゴリズムのままだった、とGoogleは述べている:

弊社のチームはこの問題の修復に真剣に取り組んできました。Google検索のために行った、アルゴリズムの重要な変更をベースに、結果をランキングするシステムをアップデートし、これらの検索の多くに対策を施しました。これは今後徐々に全世界的に展開し、弊社のシステムを時間をかけて継続的に精製して参ります。簡潔に申し上げますと、Google Mapsでこのような結果を皆様がご覧になることがあってはなりませんから、そのことを確実にするために、わたくし共は努力を続けて参ります。

Google Mapsの検索をハッカーが駄目にしたのかもしれない、という説を、Googleのこの説明は、はっきり否定している。

いずれにしても、ユーザが地図に悪質ないたずらをすることに、この合衆国の企業(Google)は神経をとがらせている。先般は、誰もがGoogle Mapsに寄与貢献できるためのツール、Map Makerサービスを、悪質な改ざんが相次いだために閉鎖せざるをえなくなった。それらの中には、Androidのマスコット人形がAppleのロゴにおしっこをかけているイラストもあった。

Map Makerの閉鎖は恒久的ではないが、サービスの復帰がいつになるかをGoogleはまだ発表していない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa