WWDC:AppleのQuickTypeキーボードの改良でiPadが本物のコンピューターに

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ただのキーボードなので、キーが打てることに限定されていた。

しかし本日WWDCで公表された、iPad用のiOS9の新バージョンでは、タッチを認識して動くQuickTypeキーボードに、トラックパッドの機能が付く。画面のキーボード部分に、どこでも二箇所を指で触るとトラックパッドとして利用できる。画面を指でなぞると、カーソルも一緒に動く。

iPadのカーソルは、何年もコンピューターを利用している人でも、動きが自然に感じられるよう設計されている。今までのiPadのカーソルはとても使いづらかった。

新しいiPadのキーボードにはさらに、テキストのフォーマットを整えるための機能が追加された。ボタンをタッチするだけで簡単に使用することができ、カット、コピー、ペースト用のボタンもある。ユーザーは、キーボードからカメラを直接起動したり、添付ファイルを付けたりもボタン一つでできる。

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さらに、iPadは、外部接続のキーボードのショートカットにも対応するようになった。ユーザーは自分のキーボードをつなげ、いつものショートカットをiPadに妨げられずに使用できる。

これは、重要なアップデートだ。これらの機能により、iPadは創作活動により適したツールになるからだ。AppleのiPadはこれまで、コンテンツの消費が主な使用用途だった。ユーザーはiPadで何かを読んだり、動画を見たり、音楽を聞いたり、ゲームで遊ぶことは簡単にできた。しかし、記事の執筆や長めのEメールを作成するのは、骨が折れる作業だった。

作成した文章をトラックパッド機能で自由に移動できること、そして外部キーボードをつないで、そのまま使えるようになったのは、それらの問題を解決する劇的な改良だ。

また、マルチタスクを行うための画面分割機能(これも本日発表)は、iPadを消費メインのツールから、本物のコンピューターに変身させるだろう。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter