Amazon、「プライムデーはブラックフライデーを上回る大成功、今後も継続する」と発表

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今月15日のプライムデー ・セールがAmazonの販売量を急増させたとわれわれは報じたが、今日(米国時間7/16)、Amazon自身がその詳細を発表した。これによるとプライムデーの販売記録は2014年のブラックフライデーを上回り、過去最高を記録したという。

Amazonによると、世界のプライム会員はこの1日で3440万のアイテムを購入した。これは毎秒398件に相当し、すべてのブラックフライデーの記録を破った。また新しくプライム会員となった人数も新記録だったという。

おそらくこの最後の点がプライムデーのもっとも重要な成果だろう。アメリカの場合、99ドルの年会費を払ってプライム会員になると、2000万種類の商品が送料無料で2日以内に配達され、14の大都市圏では無料で即日配達される。さらに音楽、テレビ番組、映画のストリーミング、写真の容量無制限のバックアップ、Kindleの電子書籍の貸出などさまざまなサービスが無料で提供される。

プライムデーの目的は商品を売ることよりむしろプライム会員を増やすことにあったはずだ。プライム会員は会費を払う上に、Amazon.comでのショッピングの金額がそれまでより増えることが知られている。

今回の成功を受けて、Amazonはプライムデーを今後も開催すると確認した。

一方で、当日のソーシャル・メディアには、「プライムデーの内容が期待したほどではない」とか「欲しい品物があっという間に売り切れた」などの不満が多数投稿された。

Amazonも数量限定商品が非常に早く売り切れたことを認めている。Fire TVスティックは数万個が1時間以内に売り切れ、Amazonのデバイスの販売で新記録を作ったという。インターネットに常時接続されてパーソナル・アシスタントの役も果たすEchoスピーカーは15分で売り切れた。Fireタブレットの販売台数もブラックフライデーの記録を上回った。全体として「数十万台のAmazonデバイスが売れた」という。

その他のアイテムについてもAmazonは販売数を挙げている。それによると、ロード・オブ・ザ・リングの3本セット5万6000、テレビが4万7000、Boseのヘッドフォンが5万1000、 ラバーメイドの容器セットが2万8000、圧力鍋が2万4000、iRobotのRoombaが595、映画フィフティ・シェイズ・オブ・グレイのブルーレイディスクが1万2000、MeguiarのX2020マイクロファイバータオルが1万、などとなっている。

Amazonとは独立にその販売状況を調査しているChannelAdvisorによれば、アメリカにおけるAmazonのプライムデーの売上は前年の同時期から93%アップしたという。またEUでは53%アップした。ただしChannelAdvisorのデータはAmazonに出品しているオンライン・マーチャントについてのもので、Amazon自身が販売するKindleなどのアイテムは含まれていない。Amazon自身の販売成績はされに高い。

「最初のプライムデーは大成功だったといえる。アメリカではサードパーティーのマーチャントの売上はブラックフライデーにほぼ並んだ。EUでの売上も伸びたがアメリカほどではなかった」とChannelAdvisorは結論している。

〔日本版〕Amazonのプレスレリリースによると、日本でもっともたくさん売れたアイテムはグリーン・スムージー・ミックスだという。アメリカではロード・オブ・ザ・リング3部作セット、イギリスではレノボのノートパソコン、ドイツとオーストリアではクロックスのサンダルなどとなっている。なおAmazonの発表には販売数量のみ含まれ、売上高については一切触れられていない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+