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電通ベンチャーズが始動、MIT発のロボットベンチャー「Jibo」に3.6億円の出資

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4月に発表された電通とフィールドマネジメント・キャピタルによるコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「電通ベンチャーズ」。50億円のファンドで海外にも投資をするとしていたが同ファンドがいよいよ動き出した。電通ベンチャーズは8月6日、ベンチャー投資ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」を通して、米国のロボットベンチャーJiboに約3億6000万円の出資をしたことをあきらかにした。

Jiboはマサチューセッツ工科大学(MIT)教授のシンシア・ブリジール博士が立ち上げた、ソーシャルロボット「Jibo」を開発するスタートアップだ。ソーシャルロボットと言ってもピンとこないかも知れないが、音声や感情認識、自然言語処理、機械学習といった技術を組み合わせ、さらにディスプレイや動作で感情表現もするロボットなのだそう。以下の動画を見てもらうのが分かりやすいだろう。まるでピクサーのアニメーションにも出てきそうなロボットだが、この動きはすべて2つの軸(つまり体のパーツはたった3つの部位で構成されている)で実現している。

ロボット自体は現在開発中で2015年内にもプレオーダー(JiboはクラウドファンディングのINDIEGOGOで371万ドルをも集めているが、その出荷分だ)に対応。2016年にも正式に販売する予定だそう。日本での販売は2017年の予定だ。

電通ベンチャーズでは、ビッグデータやデータ分析、AI、IoT、ニューメディアやニューデバイス、リテール・コマース、Fintech、デジタルヘルス、Edtech、宇宙など、幅広い領域に対して、ワールドワイドで投資をしていくとしている。ちょっと気になったのが広告領域の投資については明言していないことだが、5〜10年先を見て、変革する領域に出資するというのがテーマだとしている。金額的にはシード期で2500万〜1億円程度、レイターで5億円程度までの出資を予定する。なお今回、電通ベンチャーズのほか、KDDIなどがJiboに出資を実施しており、同社が日本進出を意識していることが伺える。