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家庭用アシスタント・ロボット、Jiboが日本へも―電通V、KDDI他からアジア展開のために1100万ドルを調達

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日本でSoftBankの家庭用ロボット、Pepperが販売開始されてから2ヶ月で、もうひとつ家庭用ロボットがアジア市場にお目見することが発表された。ボストンに本拠を置くJibo は昨日(米国時間8/5)、戦略的投資のためのラウンドで1100万ドルを調達したことを発表した。この資金は日本、中国、台湾、韓国への進出のために用いられるという。

JiboはIndiegogoで家庭用スマート・アシスタントのプロジェクトとして登場した。このクラウド・ファンディングは10万ドルの目標をはるかに超える370万ドルを集める大成功となった。Jiboは今年1月にRRE Venturesから2530万ドルの資金調達を行い、さらに一段と規模を拡大した。

今回の1100万ドルの資金調達は1月のシリーズAラウンドの拡張ラウンドで、投資家には日本の電通ベンチャーズ、KDDI始め、Acer(台湾)、NetPosa(中国)、LG Uplus(韓国)などが含まれる。今回の資金はこれらの東アジア市場におけるJiboの販売とマーケティングのために用いられる。

昨年われわれはJiboのプロトタイプを試す機会があった。家庭用アシスタント・ロボットとしておそらく世界でもっとも高機能で高価なPepperとは異なり、Jiboはまだフル機能版が完成していない。1年前に試したプロトタイプはある程度のコミュニケーションが図れて、ダンスができるだけだった。それはそれで楽しいが予約価格の749ドルを正当化するほどの完成度ではなかった。

Jiboによれば、完成版には、日程のリマインダー、出前の注文、写真やビデオの撮影、メールの送信や読み上げ、IoTデバイスのコントロール、子供の教育など多様な機能が満載されるということだ。Pepperと同様、人間的で親しみやすいUIが搭載され、高齢者の生活を助けるのにも役に立つという。

このキュートなJiboのファウンダーで、MIT出身のCynthia BreazealはデベロッパーがJibo用に独自のアプリを開発できるようSDKを提供している。この戦略が成功すればJiboのユーザーは購入後も次々に新しい機能を利用できるようになるだろう。SoftBankは先月、企業向けのPepperを発表したが、今のところJiboにはビジネス向けのバージョンの開発計画はない。

JiboはEUや中国を含む45ヵ国に出荷されたが、デベロッパー版も一般消費者版も現在は売り切れとなっている。新しいデベロッパー向けバージョンはこの秋に出荷開始の予定だ。Indiegogoの出資者が最初の製品を受け取るのは早くてこの冬だろう。

Indiegogoのキャンペーン終了後に予約した顧客向けの出荷は2016年の春になるものと思われる。そういう次第でPepperのお友達が市場に現れるまでにはまだかなりの時間がある。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+