マッチングサービス「Omiai」運営のネットマーケティングが上場取り消し——事業環境が変化

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東京証券取引所(東証)は8月27日、東証マザーズ市場への新規上場を承認したネットマーケティングの上場承認を取り消した。東証では「同社(ネットマーケティング)から新規上場を取り止める旨の申出があったため、当該承認を取り消すこととした」と説明している。ネットマーケティングはオンライン広告のほか、マッチングサービス「Omiai」などを展開。9月16日に上場する予定だった

ネットマーケティングでも同日付けでリリースを発表しており、「当社を取り巻く事業環境の変化に関連して、今期業績に与え得る影響を慎重に確認すべき事項が発見された」として、同日開催の取締役会において上場申請の取下げを決めたとしている。上場手続きの再開については、「状況を慎重に見極めた上で総合的に判断する」としている。

外的要因による上場の取り下げか

直近ではリッチメディアが上場承認後に上場を取り下げているが、今回のケースはそれとはちょっと状況が違うようだ。

リッチメディアでは「内部統制の有効性に関して確認すべき事項が発見された」と説明するように内的な要因があったようだが、ネットマーケティングは「当社を取り巻く事業環境の変化」ということで、どうも外的な要因があるようだ。

この件について業界関係者に確認したところ、「取引先企業の経営状況悪化が契機となり、エステ・脱毛等美容関連の広告事業の業績が下振れする可能性があったのではないか」という旨のコメントを複数得ることができた。ただしネットマーケティングではこの件について「リリース以上の情報は開示していない」とのみ回答している。