クラウドファンディング
luxury brands

多すぎて感覚が鈍麻しそうなKickstarter上のウォッチ、そんな中でTactico Geomasterをぼくが記事にする理由とは

次の記事

見よ、プロペラ54基のドローンで浮上するこの男を

このところKickstarterに登場するウォッチの数は、ビーチの砂よりも多い。クォーツのムーブメントとNATOのストラップさえあれば、誰もがファッションウォッチを作って大衆的に売れる、と思い込む。愚かで間違った考えだ。そんな中で、しかし、Tactico Geomaster GMTは本当におもしろい。まず、ETAの機械式ムーブメントを使っている。今どき、珍しくて希少だ。デザインは、一見ふつうだが実はユニークだ(後述)。簡単に言うとこれは、ウォッチでクラウドファンディングするのなら、せめてこれぐらいのものを出せ、と言いたくなる製品だ。

このGeomasterはGMTウォッチだから、世界中どこの標準時にも対応する。それは、ベゼルの読み方次第だ。だから旅行者やパイロットに向いている。針はSuperluminova仕上げ、ケースはコーティングをしたスチール、日付ダイヤルはユーザが設定できる。つまり、とてもユニークで、とても巧妙だ。これを作ったCompañía Relojera Especializada para Actividades Subacuáticas(CREPAS)は、スペインのZaragozaにある特注ダイバーウォッチのメーカーだ。

GMTウォッチに900ドルは高すぎるようだが、ムーブメントをはじめ、そのクォリティとデザインを見れば決して高くはない。GMTの針は実は文字盤の下のダイヤルだ。最初にざっと見たときよりもおもしろいと感ずるのは、そこだ。

日頃から機械マニアで、友だちにかわいい絵文字の盤面の時計なんか絶対に贈りたくない、と決意している人は、これを検討してみたらどうだろう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa