AdobeがMorisawa(モリサワ)とパートナーして20の日本語フォントをTypekitから提供

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Adobeの、東アジアの言語のサポートが拡大を続けている。今年初めにはGoogleとパートナーして、中国語と日本語と韓国語(CJK)のオープンソースのフォントを新たにローンチした。さらにAdobeは、フォントサービスTypekitに、これらのフォントのサポートを加えた。

本日(米国時間10/5)、同社のMAXカンファレンスで、さらに日本語フォントの新たなサポートが発表された。同社は日本のトップクラスの活字メーカーMorisawaモリサワ)とパートナーして、20種の高品質な日本語フォントをTypekitとCreative Cloudのユーザに提供することになる。

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AdobeのTypeとTypekit担当ゼネラルマネージャMatthew J. Rechsによると、AdobeがCJKフォントをライセンスしたのはこれが初めてである。とくに、Morisawaのフォントを日本以外で見つけるのは、これまでずっと困難だったそうだ。

Typekitに含まれる20種のフォントには、Ryuminフォントも含まれる。Adobeのデザインチームによると、これは“もっとも有名な明朝系フォントで、Morisawaの年次報告書によると、長年、人気トップのフォント”、だそうだ。

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“フォントを使いやすくすることの中には、世界中のユーザにとって使いやすくすることも含まれる”、とRechsは説明する。

CJKフォントはラテン文字のフォントと全然違うので、これらのフォントをTypekitで使えるようにするのがチームの最初の仕事だった。CJKは、デフォルトでも、サポートすべき文字種がとてつもなく多い。たとえば、Adobe自身のSource Han Sansフォントには、簡体中国語の文字31000種がある。デスクトップユーザにとっては、あまり問題ではないが、WebでCJKフォントをサポートするとフォントファイルのサイズが急激に大きくなる(だからテキストの一部を画像で表示するアジア系サイトも少なくない)。

CJKのWebフォントを使いやすくするためにAdobeは、サイトで実際に使われている文字のフォント(のグリフ)だけをダウンロード〜キャッシュするテクニックを開発した。

またこの夏Adobeは、Typekitのユーザインタフェイスを日本語サポートに対応させ、実質的にインタフェイスを‘デフォルト’のフォントと‘日本語’フォントに二分した。後者にはラテンフォントですでにおなじみの、セリフ、サンセリフ、スクリプトの分類がある。

MorisawaフォントをTypekitで使えるようになったが、それ自身はCreative Cloudのアカウントの一部であり(ただしPhotographyプランを除く)、またTypekitだけの利用アカウントも、あることはある。ただしRechsによると、Typekitそのものを直接買う顧客はごく少ないそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa