Microsoft、11月からSkypeをオンライン版Officeに統合―ChromeのOfficeエクステンションも提供へ

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今日(米国時間10/29)、MicrosoftはOffice OnlineにSkypeを統合し、生産性ツールのソーシャル化を大きく勧める計画を発表した。これによってユーザーはWord、Excel、 PowerPoint、OneNote Online、Outlook.comなどで文書を編集しながら他のユーザーと音声やビデオで会話できるようになる。

Microsoftでは「ユーザーはOffice文書の中からSkypeを通じて他のユーザーの顔を見てコミュニケーションできるようになる。これによりチームとしての協力関係が緊密化する」と述べた。またSkypeのチャットの履歴は文書内に自動的に保存されるので、ファイルをいったん閉じてまた戻ってきた場合など、自分がチャットのどの部分で席を外していたかなどがよく分かる。

Microsoftはまた新しいChromeブラウザ向けのエクステンションを発表した。これによりChromeのツールバーからOffice文書に素早くアクセスし文書を開いたり、新規作成したりできるようになる。

今回のSkypeの統合も最近Microsoftが継続しているOfficeにフラッグシップのコミュニケーション・ツールを組み込もうとする努力の一環だ。同社は先月にも、デスクトップ版のWindows 2016に企業向けのSkype for Business(以前は Lyncという名称)を統合した。そのとき、Microsoftはこの秋までに同様の統合を一般ユーザー向けに実現すると約束していた。

今日、MicrosoftはいわゆるSkype for Office Onlineを発表した際に、世界中で利用可能になるのは11月(Microsoftアカウントが必要)になると述べた。しかし11月というのは明後日から始まる。ユーザーは長期間待つ必要はないようだ。

同時に、Google Chromeウェブブラウザー向けのOfficeエクステンションも発表された。ユーザーはChromeのツールバーの小さなOfficeアイコンをクリックするだけで、即座に各種のOfficeファイルにアクセスできる。このエクステンションからはローカルのOfficeファイルの他、OneDrive、OneDrive
for Businessのファイルも開くことができる。

Microsoftの動きはOfficeの有力なライバルとなっているGoogleドキュメントの生産性アプリに対する対策として注目される。Microsoftは実際、圧倒的なシェアを誇るGoogleのChromeブラウザーとその拡張機能を利用してユーザーをOfficeファイルに誘導しようと努力してきた。

「わざわざOfficeをインストールしなくてもブラウザからWord、Excel、PowerPoint、OneNote、Sway Onlineが使えます!」というのがこの拡張機能のChromeウェブストアでのキャッチフレーズだ。.

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以上が今日のMicrosoftのOfficeについての発表の骨子だが、同社は他のアプリについても各種マイナーな点を明らかにしている。たとえばAndroidのOfficeアプリはサイズが40%小さくなり、エンタープライズ版がマシュマロ(Android M OS)をサポートした。またMac向けVisual Basic Editorが Office 2016をサポートするようになった、などだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+