MITが香港にイノベーションセンターを開く、深圳に近くて潤沢な資金にも近い場所

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香港が、合衆国の高名な技術系大学MITの、アクセラレータ的イノベーションセンターになろうとしている。

Massachusetts Institute of Technology(すなわちMIT)が今日、このアジアの都市国家に来夏、初めての“イノベーションノード”を開設する、と発表した。MITによるとこのセンターは一種のスタートアップインキュベータであり、“才能をリソースに結びつけることによって学生たちに、アイデアをより速く市場化するやり方を学んでもらう”、のだそうだ。

それなら確かにインキュベータだが、でもこの場合は同時に、香港の大学との研究の機会や、イベントとコミュニティ活動のプラットホーム、およびインターン事業も提供する。また新しいハードウェアやテクノロジのプロトタイピングや試験のための、マーケットスペースをオープンする計画もある。同様の便益を今MITは、合衆国で構築しつつある。

今回とくに香港を選んだ理由を、学長のRafael ReifがWall Street Journalのインタビューで述べている。それによると、香港は金融のハブであり、またアジアの主要なイノベーションの中心都市に近いことが挙げられている。

“香港の大学は優秀であり、また香港はビジネスのプロフェッショナルも多い”、とReifは述べている。“さらに深圳には製造のインフラストラクチャがあり、少量生産にも対応できる”。

今やますます世界的な製造拠点と見なされるようになった深圳に近いことが、大きな理由のようだ。

MITのブログ記事は、こう述べている: “MITと香港の学生たちの物理的および仮想的なコラボレーションを促進し、アイデアの商業化を強力に推進することがねらいだ。たとえば医療機器やセンサ、ロボットなどはMITのキャンパスやこのノードでプロトタイプを作り、ボストンまたは香港地区でテストし、深圳で少量生産することができる”。

MITの海外センターは日本とチリとシンガポールにあるが、香港のそれは、合衆国の外では初めてのイノベーションのためのセンターだ。

香港にいるMITの卒業生グループがセンターにアドバイスし、事業のコーディネーションを手伝う。その中の数名は、このプロジェクトの初期の出資者でもある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。