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フランスのスタートアップ、CodinGameはコンピュータ言語の習得をゲーム化

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フランスのスタートアップ、CodinGameは革新的なコンピュータ言語学習ゲームの開発を継続するためIsaiから160万ドルのベンチャー資金を調達した。名前でもわかるとおり、CodinGameの目的は言語学習のゲーム化だ。

このサイトはゲーミフィケーションなどと難しいことはいわず、シンプルに言語学習ゲームを提供することを狙っている。コンピュータ言語の一つのロジックは実際のゲーム画面と連動しており、ユーザーが首尾よくクリアするとビジュアルなフィードバックに加えて現実の報酬が得られる。

共同ファウンダー、CEOのFrédéric Desmoulinsは私の取材に対して「われわれがさまざまな方法でフィードバックを得ているのは単なるギミックではない。
学習とゲームは非常に相性がいい。この2つを結びつけるとまったく新しい体験となる。学習してその結果をプレイし、プレイした体験を学習に生かすことで好循環が生まれる」と語った。

それぞれのレッスンではPython、Ruby、Java、Scalaなど20以上の言語が選べる。同社のターゲットはそれぞれの言語の基礎を習得したレベルのユーザーだ。また各言語のエキスパート向けには非常に困難な課題も出される。

特にマルチ・プレイヤー・モードがデベロッパーのユーザー間に人気が高まっているという。このモードでは人工知能の基礎を学ぶことができ、他のプレイヤーと効率を競うことになる。

「われわれは23言語をサポートしている。どのゲームも好きな言語でプレイできる。われわれのターゲットはプログラミングについて多少の知識のある人々だ。しかし最終過程は非常に難しい。優秀なプログラマーでないと突破できないだろう。ひとたびこのレベルに達したら他の他のプレイヤーと技術レベルを競うことができる。このモードは無制限だ」と共同ファウンダーでCTOのNicolas Antoniazziは私に語った。

ユーザーはサイトにサインインするだけでよい。すべてはブラウザ内で完結する。CodinGameのIDEを用いればユーザーはブラウザ内でコーディングし、コンパイルして実行結果を見ることができる。同時にゲームもスクリーンの別の隅でリアルタイムでプレイ可能だ。現在すでに23万人のプログラマーがサイトに登録しているという。

CodinGameはこれより以前、50万ドル(45万ユーロ)をビジネス・エンジェルのSeed4Softグループから調達していた。このサイトは部分的にCodeFightsに似ており、そのライバルになりそうだ。もっと一般的な言語学習サイトのTreehouseCode Schoolとも競争することになるだろう。

しかしなんといってもライバルに対するCodinGameの特色であり強みであるのはゲームだ。共同ファウンダー、CMOのAude Barralによれば、ゲームとコーディングには双方よく似たところがあるので格別にうまくミックスできるのだという。「コードを書くとき、プログラマーは挑戦を受けて問題を解こうという態度になるのが普通だ」と彼女は言う。つまりコーディングの過程そのものがすでにいくぶんかゲームなのだという。だからコンピュータ言語学習をはっきりとゲームと結びつけることは大いに理にかなっているわけだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+