New Balance

New Balanceが3Dに進出―最新ランニングシューズのミッドソールは3D出力される

次の記事

これは驚き! ―新しいRaspberry Pi Zeroはなんと価格5ドルだ

テクノロジーは実際に世界を制覇しつつあるらしい。それはハイテク・シューズのNew Balanceがこのトレンドを最大限取り入れることにしたことでも分かる。同社は近く3Dプリントしたランニング・シューズを発売すると発表した。.

もちろん靴全体が3Dプリントされるわけではない。 3Dテクノロジーが用いられているのはミッドソールの部分だけだ。これは足底に触れる部分とゴムの靴底との間に挟まれる部分で、走ったときに足をしっかり支持し、衝撃を吸収する重要な役割を持っている。

New Balanceは今回3D Systemsの協力を求め、同社のDuraForm Flex TPUというSLSエラストメリック粉末を利用した。これは柔軟で耐久力のある形状を3D出力するのに適した素材だという。

New Balanceのプレスリリースによれば、

3Dプリンティングを利用すればきわめて複雑な構造を最適化して正確に出力でき、必要な部分に十分な(あるいは最小限の)素材を配置することが可能となる。すなわち、1層ずつ積み上げていく3Dプリント・テクノロジーによってまったく新しい.有機的な形状が容易に作成できるようになった。こうした技術の恩恵を得て、New Balanceは人体構造的に革命的なミッドソールの開発に…成功した。

バズワードを少し省いて説明すると、New Balanceは3D出力によってユーザーの足と走り方に合わせてきわめて多数の形状のミッドソールを作ることが可能となったということだ。New Balanceは高度な計測機器を用いてユーザーが走るときに足底のどの部分に最大の力がかかるかを測定し、これに合わせて適切な部分のクッションを増加させることができる。

ミッドソールを3Dプリントしようとしたのはこの製品が最初というわけではない。New Balance自身、3Dテクノロジーを用いたミッドソールをプロ・アスリート向けに2013年から提供している。しかしメインストリームの消費者向けのNew Balance製品に3Dプリンティングが利用されるのはこれが初めてだ。

ただし、製品が実際にお目見えするのは2016年の4月以降で、販売されるのも特定のショップに限られるという。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+