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UA、6000人の空港職員にiPhone 6 Plusを配布、乗客サービスに利用させる

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Appleはユナイテッド・エアラインとの関係を深めることに首尾よく成功したようだ。UAは6000台前後のiPhone 6 Plus.を購入し、乗客に対するサービス要員に配布した。

UAは以前からAppleのフラグシップ顧客企業だった。2011年には パイロットがiPadを与えられ、昨年の終わりにはユナイテッドの客室乗務員に2万3000台のiPhone 6 Plusが配布された。地上サービス要員の6 Plusは、乗客のボーディングパス、ラゲージタグ、フライト情報などの重要データをプリント出力するのが主な目的だという。目的地やフライトの変更などを希望する場合もiPhone 6 Plusの出番となる。

UAは毎日世界の350の空港間に4000のフライトを運行しているという。ユナイテッドの空港オペレーション担当上級副社長Jon Roitmanによればこのオペレーションをスムーズにする切り札がiPhoneだったわけだ。Roitmanは「われわれはiPhone 6 Plusにカスタム・ツールをインストールし、大きな成果をあげている。優れたスマートフォンの利用拡大と多数のカスタム・アプリケーションの開発はすばらしい投資だった」と述べている。

Appleは最近、目立つほどに、企業のビジネス利用の拡大に力を入れている。エンタープライズ・ユーザーにiPhone 6 Plusのような大型のスマートフォンを売り込むだけでなく、, Appleは昨年始めて手掛けるようになファブレットや大型で強力なiPad Proのような製品の売り込みにも余念がない。またソフトウェアの面では、2014年からIBMと提携し、今回のユナイテッドのような企業ユーザー向けに、それぞれの業務に特化したカスタム・アプリを提供している。

AppleとIBMの提携1周年を機にTechCrunchのエンタープライズ担当記者のRon Millerが書いてたとおり、一見するとこれは「奇妙なカップル」にも見える組み合わせだが、実はさまざまな大企業に30種類もの人気アプリを供給する実力派だ。

ライバルの動向を見ると、一昔前なら、巨大エンタープライズのお気に入りの業務用スマートフォンといえば、BlackBerryの独壇場だったが、今やこの機種はビジネスでも個人ユースでも、見る影もない。もっともこのブランドは最近初のAndroidデバイスを出荷して忠実なファンをつなぎ留めようとしている。またGoogleのAndroid For Workプログラムは1万9000社の企業が利用ないしテストしている。Samsungもビジネス利用の普及に力を入れており、Knoxのようなツールをエンタープライズ向けに提供している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+