Googleフォトにシンプルで使いやすい共有アルバム登場

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Google+から独立して単独サービスとなって以後のGoogleフォトにはなかなか活気があり、新機能の追加のペースも速い。今日(米国時間12/10)もそうした新機能のひとつとして共有アルバムが追加された。実はこの機能は9月のGoogleイベントで予告されており、私としても心待ちにしていた。実際に触れてみると十分期待に応える仕上がりだ。ともかく非常にシンプルで使いやすい。

共有アルバム機能は、ウェブ、Android、iOSのすべてで同時に公開された。

私はGoogleフォトのプロダクト責任者、David Liebに話を聞いた。 それによると、このプロダクトにとって共有アルバムは極めて重要で、特にクリスマス休暇の前に発表したことに非常に意味があるということだった。またLiebは現在ポピュラーな各種の写真サービスのそれぞれの特徴についても次のように分析した。

一方の端にはソーシャル・ネットワークに付属した写真共有サービスがある。これはさすがに利用者数が膨大だ。ユーザーがそこで他のユーザーが興味を持ちそう写真を公開するとものすごい数の「いいね!」がついて気分が高揚する。逆の端には原則非公開のチャット、WhatsApp、ハングアウト、メッセンジャーのような大規模チャット・サービスに付属した写真機能もある。この場合、ユーザーは、たとえば美味しそうなランチや気になるドレスの写真を撮り、「これどう思う?」などと友達に尋ねる。

だが、実際に撮影されている写真を検討すると、 両極端は少なくて、その中間がほとんどだ。われわれがGoogleフォトで狙っているのはまさにその中間だ。

これは当たっていると思う。撮った写真のほとんどは、カメラロールの中でじっとしている。FacebookかTwitterで公開したいが、そういうちょうど良いチャンスはそうあるものではない。ともかく私の場合はそうだ。始めから公開するために撮った写真は別として、ほとんどの写真は、いわばブラックホールに落ち込んだままとなる。

Googleフォト(や類似のUpThereなど)はそのブラックホールを金鉱に変えてくれる。ユーザーは共有アルバムにどんどん写真を追加し、知り合いをアルバムに招待しておけばいい。招待された側にはGoogleアカウントも必要ない(ただし共有アルバムを作るにはGoogleアカウントが必要)。どんなアプリからでも写真を見ることができる

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アルバムの共有を設定すると、ユーザーが写真を追加するたびに招待された人間のプロフィール画像がポップアップ表示される。これはGoogleドライブその他でファイルを共有した場合と同じだ。アルバムを誰と共有しているか忘れないためにも便利だ。

共有アルバムへの追加はごく簡単で、単にトグルスイッチをオンにするだけでよい。Liebによればフォト・チームは写真を追加する手順をできるかぎりシンプルにするために特別の注意を払ったという。少しでも手順が煩わしいとユーザーが激減するのだそうだ。

とにかくシンプルでないといけない。多くのスタートアップが(同じアイディアを持つが、シンプルにするという)問題の解決に失敗する。このフリクションはとてつもなく大きい。.

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実のところ、Liebはこれとたいへんよく似たFlockというサービスを提供していたスタートアップ、Bumpの共同ファウンダー、CEOだった。BumpはGoogleに2013年に買収されている。

Googleフォトが使いやすいとして人気がある大きな理由がアシスタントタブだ。コラージュやムービーなどが自動的にこのタブ内に作成される。今のところGoogleは写真アルバムの作成、共有機能を特に大々的に宣伝していない。しかし私はこの機能はもっと注目されるべきだと思っている。家族や友達の写真アルバムを共有していると、ある朝、気づいたときコラージュやアニメーションが現れているというのは楽しい。

Googelは最近FlyLabsというビデオのスタートアップを買収した。Googleフォトの可能性はビデオの処理と共有へとさらに大きく広がる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+