Googleの自動運転車責任者:カリフォルニア州運輸局は「相も変わらぬ旧態依然」

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昨日(米国時間12/16)カリフォルニア州運輸局は、自動運転車の規制に関する法案を提出した。当然その成り行きを見守っていたGoogleは時間をかけて精読し、同社自動運転部門のトップであるChris UrmsonfがMediumへの投稿でこれに反論した。

これらの規制は草案であり、各企業と運輸局との長い議論のやりとりがこれから始まる。しかし、多くの人々はこの初期提案を喜んでいない。重要な論点は、カリフォルニア州が「ハンドル」の前に免許を持つドライバーが常にいて欲しいと考えていることだ。もっとも、完全無人運転車にはハンドルがないかもしれない。なぜなら人は運転をしたくないのだからから。

カリフォルニア州のギャビン・ニューサム副知事は声明でこう言っている:

この最新規制法案は、煩わしく革新の妨げになるおそれがあり、この将来性ある産業の発展を他の州へ移す結果になるかもしれない。

Urmsonのトーンも同じく短刀直入だ:

今週の理解しがたい行動によって、カリフォルニア州はリーダーシップを放棄したようだ。州運輸局は自動運転車に免許を持つドライバーが常に乗っていることを要求している。これは旧態依然の考え方であり、テクノロジーの全潜在能力を発揮することを妨げ、移動したいけれども運転できない人々のニーズを排除している。当社はこのことに失望しているが、運輸局は今後数ヵ月間フィードバックを求めているので、法案の本来の精神を取り戻すことを期待して引き続き働きかけていくつもりだ。

Goolgeは自動運転プロジェクトに関しては驚くほど開放的で、毎月報告書を公開し、起きた事故やチームが得た知見などに言及している。

Urmsonの結びの言葉は同様に激しく、カリフォルニアがこの種のイノベーションでアメリカのリーダーになれるかどうかの問うている。

カリフォルニアは世界水準の自動車文化と世界水準のイノベーションの両方を持つ州であり、われわれはもっと力を発揮できるはずだ。自動運転車の可能性にふたをすめるのではなく、もし通勤のストレスや時間の無駄がなくなり、自動車の象徴である自立性を求める人々が制限なく移動できるようになればカリフォルニアの生活がどうなるかを、想像する勇気を持ってほしい。

まだそこには「勝者」も「敗者」もいないが、自動運転車に関するこのやりとりは、Googleや他の会社が望む形では始まっていない。消費者はここに割って入れるほどこの技術に関する知識を持っていない。だからGoolgeは、自分たちにできることすべての裏も表も説明しようとしているし、時には行きすぎることもある。テキサス州オースチンでの同社のプログラムはその好例だ。彼らはそこで道路をテストしていただけではなく、コミュニティーをテストしていた。自分たちの考えていることを彼らに話した。

もし人々が自分の車を運転したくないなら、各州はその理由を理解するためにまだまだ努力が必要だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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