希望条件以上のオファーだけが届く、エンジニア特化の採用サービスTech Starsが正式リリース

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強力な暗号化は絶対に必要だ

2013年10月に創業したBranding Engineerは、WEB、アプリ、システムの受託制作、人材紹介事業などを手がけている。自社サービスとしてダンサー向けのメディアである「Terpsi(テプシー)」を運営しているが、2015年10月には新たにITエンジニアの転職マッチングサービス「Tech Stars(テクスタ)」のベータ版を公開した。本日、PC版をより使いやすくリニューアルし、Tech Starsを正式リリースしたと発表した。

Tech Starsは採用企業と転職を考えるエンジニアの最適なマッチングを行うことに焦点を当てたサービスであると代表取締役COOの高原克弥氏は説明する。エンジニアは売り手市場だが、希望の条件通りの企業を探しだすのは容易ではないという。一般的な求人サービスに登録した場合、人材紹介エージェントから毎日2、30通ものオファーメールが送られてくるそう。全てに目を通すには時間がかかる上、求人情報の中には直接雇用ではなく派遣会社のものも多くあり、それらを選別しなければならないのは負担だった。転職者の8割は仕事をしながら転職先を探している人であり、転職活動にあてられる時間が限られている中で、効率的に本当に働きたいと思える会社を探すサービスを作りたいと考えたという。

Tech Starsの特徴は、企業が直接エンジニアにオファーを出すダイレクトリクルーティングを導入していることだ。転職を考えるエンジニアは自分のポートフォリオに技術力や経歴、希望の条件などを入力する。企業はエンジニアのプロフィールを見て、エンジニアが求める報酬や条件を満たす採用条件を提示する場合にのみ「会いたい」オファーを出すことができる。企業が大量のオファーを大勢の求職者に送ることを防ぐため、Tech Starsでは企業が送付できるオファーレターの上限を設けているという。

オファーが成立した後は、エンジニアと採用担当者が直接会うことが重要だと高原氏は言う。エンジニアは面接日時候補を選択するだけで面接日時を設定でき、文章も自動で生成される。早ければ3、4回のやりとりで採用担当者と会うこともできるという。現在、SNSでの関係性を採用に活かすソーシャルリクルーティングが普及し始めているが、これまで接点のなかった企業とでも直接会う機会を増やし、採用につながる仕組みを作りたいと高原氏は話す。

サービスを開始して3ヶ月近くが経とうとしているが、登録エンジニアも採用企業も順調に増えているという。ビジネスモデルは採用に至った時だけ料金が発生する成功報酬型なので、企業もリスクなく始めることができると話す。これまでモバイルを中心としたサイト構成だったが、PCでも使いやすくリニューアルし、今回の正式リリースに至った。今後は、エンジニアのGitHubや実際に書いたコード、これまでのマッチング実績を機械学習で解析することで、より正確なエンジニアと採用企業のマッチングを実現したいと話す。