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ログバーの新プロダクトはウェラブル翻訳デバイス「ili」、コンセプト動画には批判も

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米国ラスベガスでは現地時間の1月6日から9日まで、世界最大規模のコンシューマ・エレクトロニクスの見本市「CES」が開催されている。世界中の家電メーカーが展示を行うCESだが、ここ最近ではCerevoやMoffなど、日本のIoT・ハードウェアスタートアップも積極的に展示を行っている。

指輪型のIoTデバイス「Ring」を手がけるログバーもそんな1社。同社はCESに合わせて新プロダクト「ili」を発表しており、CESの会場で展示中で、今夏にも提供を予定している。

ログバーいわく、iliは「世界初のウェアラブル翻訳デバイス」。スティック型の端末についたボタンを押して翻訳したい内容を話すと、それを自動で翻訳、音声にしてくれる。現在は日本語、中国語、英語に対応。それぞれ2言語の相互翻訳に対応した3モデルがリリースされる予定だ。第2弾としてフランス語、タイ語、韓国語、第3弾としてスペイン語、イタリア語、アラビア語に対応していくという。

同社の発表によると、スタンドアロン型のため、翻訳の処理のためにネットワークに接続する必要はなく、大音量でもクリアな音声を確保。言語辞書は、一般的な会話に加えて、買い物やトラブル、レストランなどでの翻訳に対応するという。

ログバーでは今後、iliとのコラボレーションや、iliを利用した新規ビジネスモデルの構築など、旅行関連事業者との連携を進めていくとしている。

プロダクトのコンセプトは未来を感じるものだが、ソーシャルメディア上の反応は賛否両論あるようだ。ネガティブな意見は、どうにもコンセプトを紹介した動画に集中している。その動画はイギリス人と思われるレポーターが、iliを使って日本の街頭で女性に話しかけ、キスを求めるというモノ。動画はこちら。

僕がFacebook、Twitterを見たところ「チャラくて面白い」といった動画を楽しむ意見から、「明確なセクハラ」という厳しい指摘までがあった。動画が「仕込み」かどうか現時点では確認できないが、プロダクトのコンセプトがステキなだけに、こんな炎上狙いにも思える施策はくだらないな、と個人的には思う。とはいえ、簡単に言語を超えたコミュニケーションができるならそれは本当に世界が変わる体験ができそうだ。

ただし現時点ではスペックは非公開。またengadget日本版が報じたところによると、CESで展示されているのはデモのできないモックであり、デモ機は2月頃の公開予定なのだという。ログバーの前プロダクトであるRingもデザイン変更や出荷遅延で批判の声が上がった記憶がある。今回のプロダクトは果たしてどのようなかたちでリリースされるのだろうか。