クラウドファンディングのIndiegogo、大手企業の新製品予約キャンペーンを誘致

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Indiegogoはこれまで若くて経験の少ない起業家がアイディアを世に出し、最初のプロダクトの生産をするために必要な資金を集めるのを助けるサービスだった。今回Indiegogoは、「法人向けクラウドファンディング」と銘打つ新たなツールを発表した。これは、大手企業のリスクの高い賭けをサポートするものだ。

IndiegogoはまずGeneral Electric、Harman International Industries、Hasbro、Shock Topと協力する。出来たばかりのスタートアップとは違い、これらの企業は新製品をローンチするための資金は必要ない。Fortune 500に載っている企業のためのクラウドファンディングでは不公平だ。

今回の取り組みの目標は、Indiegogoのオーディエンスとリーチを活用して、コンシューマーが新製品に興味を持つかを検証することにある。例えばGeneral Electricは事前注文キャンペーンを展開し、新製品がコンシューマーの求めているものかどうかを検証することができる。

長年に渡ってビジネスを続けてきた大手企業がIndiegogoを使って、先進的な企業として自社をマーケティングするにはリスクも伴う。Indiegogoはこれらの大手クライアントが本当に人々の関心が得られるプロダクトを出展することを保証しなければならないだろう。

Indiegogoは戦略的アドバイズ、ハンズオンのサポート体制、プロモーションとアナリティクスデータを提供する。General ElectricはすでにIH調理器のParagonでこのモデルを試し、成功を収めた。

Harmanは選択的なノイズキャンセリング機能の付いたヘッドフォンのキャンペーンをローンチする予定だ。Hasbroはボードゲームやカードゲームを制作するという。Shock Topは、2015年8月に「 Shock the Drought」という干ばつ対策の商品キャンペーンをローンチした。

これらの大手企業のキャンペーンは、新しく立ち上がった企業のキャンペーンより成功する可能性を秘めている。それはIndiegogoにとっては利益の拡大を意味する。

今日のニュースにそれほど驚きがないのはこれまでも大手企業がクラウドファンディングのプラットフォームを利用してプロダクトをローンチしてきたことがあったからだ。Pebbleは2つ目となるKickstarterのキャンペーンで2000万ドルを調達した。Indiegogoは他の企業も同じ道を辿ることに期待している。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter