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ドリコムは「物々交換」というアプローチでクラシファイドサービスに参入

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昨日メルカリがクラシファイドサービス「メルカリ アッテ」を準備中だと報じたが、今朝TechCrunch Japanの情報提供ページを通じて読者から届いた情報によると、ドリコムも同じようなアプローチを行うアプリにチャレンジしていたようだ。同社は2月15日付けでApp Store上に新アプリ「Clip」を公開している。

Clipは「物々交換」に特化したサービス。ユーザー登録後、ユーザー全体、もしくは友人や特定の趣味を持つ「グループ」、特定のキーワードに限定した「タグ」などのタイムラインを見つつ、自分が気になったアイテムを見付け、自分が登録したアイテムとの交換を行うというもの。アイテムの登録はスマートフォンで撮影した写真を投稿すればいい。また交換で手に入れたアイテムをもとに、他のアイテムに対して(Facebookの「いいね!」のように)「ほしい」を送ることができる。

会員登録時にSMSによる電話番号確認を行って不正を防ぐほか、実際の交換前には相手の詳しいプロフィールやこれまでに交換をした人からのレビューを確認できる。会員登録費や手数料などは無料。サービスについてドリコムに確認したところ、「現在はテスト運用の段階。今後サービスを改善していく」とのこと。正式リリースに関しては追って発表するとしている。

「Craigslistの次」を狙うサービス、海外では続々

クラシファイドサービスと言ったときにまず名前が挙がるのはCraigslist。個人の「ホームページ」かと思うようなUIだが、長い間ユーザーに愛されてきた。だが海外ではこの数年で「Craigslist Killer」とも呼ぶべきサービスが登場しているという。

5miles」はスマートフォンアプリのGPSを利用することで、文字通り5マイル(約8km)圏内のユーザー同士に限定した「売ります買います」を実現するアプリだ。Craigslistだって地域ごとにサービスを区分しているが、アプリだからこそGPSを使って簡単に「ご近所さん」とやりとりできるわけだ。また「listia」は、独自のポイントを使ったオークション形式で不要品を売ることができるサービス。ポイントは購入するだけでなく、サイト上でのアクションによっても獲得できるというものになっている(ローンチ時の記事はこちら)。

メルカリはリリース当初から「シェアリングエコノミー」の文脈のサービスだとうたっていたが、物々交換、クラシファイドサービスはまさにシェアリングそのもの。そういう意味でも同じ領域のサービスが立て続けに(かついずれもこっそりと)リリースされたことは興味深い。

ちょっと気になるのはビジネスモデル。listiaは前述の通りでポイントを販売するなどちょっと特殊だが、クラシファイドの課金は、情報が多いカテゴリやエリアでの掲載課金(不動産や人材領域の有料化や、特定地域の情報を別サイトに送客するなど)、上位表示課金、アドネットワークといったものが中心だと聞く。Clip、アッテともに利用無料をうたっているが、どういったかたちでマネタイズしていくのだろうか。まずはいずれのサービスについても、正式ローンチを待ちたい。

 

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