ParaZero SafeAirはドローンを軟着陸させるパラシュート―完全自動でバッテリー切れにも対応

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ドローンは高価なガジェットだが、残念ながらいずれ必ず墜落する。イスラエルのスタートアップ、ParaZeroはこの問題に解決策を提案している。パラシュートだ。 ParaZeroのSafeAirはドローンのトップに取り付けるカプセルで、射出式パラシュートを内蔵している。作動は1秒以内で、非常に低い高度でもドローンを安全に着陸させることができるという。

ParaZeroではこのパラシュートはユーザーからのコマンドなしに自動的に作動するとしている。つまりドローンがビルの向こう側に回りこんで見えなくなったとたんにバッテリーが切れるというような状況でも自動的にパラシュートが開くわけだ。

SafeAirはエアバッグのドローン版といえるだろう。当面ターゲットとするユーザーはホビーイストで、市場に最初に出るSafeAirは3DR Solo用だ。ParaZeroはこれまでもDJIと協力してきた。将来はホビー市場だけでなく、プロ市場にも対応させたいという。

ParaZeroは 2012年に航空安全の専門家チームによって創立された。 ParaZeroのCEO、Eden AttiasはTechCrunchの取材に対して「われわれはホビー向け小型ドローンから数百キロもある商用大型ドローンまですべてに対応させていく」と語った。ParaZeroでは世界初の実用的有人マルチコプターMartin Jetpackのパラシュートも手がけている。

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Attiasはドローンの将来についてこう語った。「将来、われわれの生活にドローンが大きな役割を果たすようになることは明らかだ。空中撮影、宅配、ホビーなどあらゆる応用が考えられる。そうなればドローンの機能として自身を墜落の衝撃から守ると同時に地上の人々や施設にダメージを与えないような安全性を組み込むことが最優先となる。SafeAirは自動車のエアバッグ同様確実に作動する信頼性の高さからしても、この用途にもっとも適したソリューションだと信ずる。われわれのシステムはバッテリー切れなどドローンの飛行継続に致命的な支障が生じた場合、完全自動で作動する。さらに重要な点だが、作動が高速であり、広範囲に安全を保障する」。

ParaZeroでは3ヶ月前から業務拡大のための資金を募集中だ。 ともあれ、重く、高価なドローンを飛ばすユーザーはクラッシュの際の自他の安全を確保するためのなんらかのシステムを必要としているこは間違いない。

〔日本版〕3D R(3D Robotics)はアメリカ最大のドローン・メーカー。TechCrunch日本版でも何度も記事になっている。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

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