音楽ストリーミングの8tracks、クラウドファンディングで3000万ドルを調達

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音楽ストリーミングのスタートアップ、8tracksは以前から強いコミュニティー感覚を持っていた。しかしこのたび同社はそれを一歩進めて、自らのコミュニティーから3000万ドルを調達した。ベンチャーキャピタリストに金をせがむ代わりに、この会社はSeedInvestで資金調達クラウドファンディングのキャンペーンを開始し、好調に進んでいる。

約3万人のコミュニティーメンバーが、1000ドルずつの投資を約束して会社の一部を手に入れようとしている。つまり、すべて予定通りに運び、投資がSECの審査を通れば、8tracksは3000万ドルのシリーズAラウンドを完了する。JOBS法案の下では、誰でも非公開企業に投資することが可能であり、年間収入20万ドル以上の人たちだけではない。

「ご想像の通り、これはコミュニティーが主要な財産である8tracksにとってまさにぴったりのやり方だ」とCEOのDavid Porterが私に言った。「プログラミングを作るのは私たちのユーザーであり、そのプログラミングを広めるのも私たちのユーザーなので、彼らがそのプログラミングの資金調達に参加して、8tracksの一部を文字通り所有できるようにすることは、ごく自然な成り行きだ」。

8tracksは、Pandoraと似たリラックス系ラジオサービスだが、プレイリストは人間が作る。作ったプレイリストには様々なタグを関連付ける。タグはムード(ハッピー、ラブ等)や行動(ワークアウト、勉強、睡眠)、もちろん音楽ジャンルでもいい。リスナーは、これらのタグを組み合わせて理想的なプレイリストを作ることができる。例えば「勉強 + インディー + 夏」を検索できる。

会社は以前に、シードラウンドでAndreessen Horowitz、Index Ventures、SoftTech VC、およびBen Duryから150万ドルを調達しており、250万ドルの負債による資金調達も行っている。現在の月間アクティブユーザー数は600万人で、2年前と比べてわずかに減っている。

今回のラウンドは、以前のラウンドと比べて大きな一歩であり、会社はそれを必要としているようだ。8tracksは音楽カタログを利用するために、音楽レーベル各社と直接契約を結んできた。また、同社は海外ストリーミングサービスを中止したが、これは米国、カナダ以外で有効なライセンスを保有していないためだった。

再度海外ストリーミングを可能にすることと、音楽レーベルを増やすことは、2つとも厄介で費用のかかる仕事だ。しかし、十分な資金を得た今、8tracksはまさにそれを実行しようとしているようだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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