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Pinterest、「How-toピン」なる新たなリッチピンを導入。サイト滞在時間の大幅拡大を狙う

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Pinterestが収益をあげるビジネス展開を拡大しようとしている。単純に写真をシェアするだけでなく、より長くサイトの利用を継続してもらえるような仕組みを導入してきているのだ。

このたびPinterestが導入したのはリッチピン(Rich Pin)の1種で、How-to Pinと名付けられたものだ。料理や工作、最適な化粧法などの手順を紹介するPinを作成することができるようになった。これまでとは異なり、Pinterestの外部にジャンプすることなくハウツーコンテンツを確認することができるようになったのだ。

How-to Pinはまずアメリカ、フランス、イギリス、そしてドイツにて、Android版アプリケーションで閲覧することができるようになった。iOS版は準備中なのだとのこと。プロダクトマネージャーを務めるJason Costaによれば、提供開始当初より、25を超えるブランドないし組織がHow-toピンのコンテンツを提供し始めた様子。How-toピンを提供するのに追加料金などはかからないのだとのこと。

コンテンツの提供を開始したのはBrit & Co(昨年、以前からハウツーコンテンツの提供を行なってきて、Pinterestにもアカウントを持つSnapguideを買収している)、Home Depot、Food.com、Martha Stewart、Cosmopolitanなどとなっている。

なお、個人利用者はブランドの提供するコンテンツを再投稿したりすることはできるが、自分でHow-toピンを作ることはできない。How-to Pinを提供するピナーをフォローしたり、How-toピン形式で生成されたコンテンツを検索して、フィードを閲覧して楽しむためのものとなっているわけだ。

DIY_How-to_Pinこれまでは投稿されたPinが表示されるボタンや写真自体をクリックして、コンテンツ提供者のサイトにジャンプするなどしてハウツーコンテンツを楽しむ手法が普通だった。これからはPinterestから離れることなく、より詳しいコンテンツを楽しむことができるようになったわけだ。

すなわちPinterestはリファラルサイトとして機能するだけでなく、自分自身がデスティネーションサイトとして機能するようにもなり得るわけだ。これはTwitterやFacebookが自身のサービス内でビデオコンテンツを表示差できるようにしたのと同様の発想によるものといえる。

Pinterestは現在、月間1億のアクティブユーザーを抱えており、100万社が利用している。投稿されたPinは500億を超え、ボード数も10億以上となっているそうだ。

そのような中、PinterestはPin投稿数を増やそうとするだけでなく、Pinterestの利用時間を拡大しようとしているわけだ。

いろいろと登場しつつあるリッチピンは、まさにPinterestのそうした狙いを示すものといえる。これまでにも「アプリ」、「ムービー」、「レシピ」、「リーディング」、「プロダクト」、「プレイス」などのためのリッチピン機能を提供して、より幅広いコンテンツをPinterest内で楽しめるようになってきている。

Costaによれば、これまでのリッチピンの利用状況をみる限り、How-toピンに大きな可能性を感じているところなのだそうだ。Pinterest上には40億のレシピ情報があり、DIY系のPinも、やはり40億を数える。ヘアメイクや化粧関連も10億件が投稿され、フィットネス絡みも5億件のデータが存在する。How-to機能の実現により、そうしたコンテンツがさらにたくさん投稿されるようになるとふんでいるわけだ。

(レシピとHow-toは重なりあうところもありそうに思えるが、どちらかが不要になるというわけではないとCostaは言っている)。

How-toピンや、他のリッチピンを提供するようになり、Pinterestのサービスが拡大していく可能性があるのだとCostaは述べている。たとえばHow-toピンにて、各ステップで紹介されるプロダクトを購入するための仕組みなどは実現されていないが、それはあくまでも「今のところ」の話であるのだそうだ。

たとえば、以前導入したBuyable Pinをリッチピンと統合するような仕組みも生まれてくるのだろう。

また、今のところはHow-toピンを制作することができるのは有名ブランド限定のような感じだが、これをプロシューマーなどに広げることも考えられるだろう。利用者層を増やすことで、Pinterest上で展開されるビジネスを拡大することにもなる。

(まずはビッグブランド向けにサービスを提供して、その後に利用者を拡大するというのは以前にもPinterestが採用している手法だ)。

Pinterestとしては、広告収入を拡大しつつ、さらに他のビジネスチャンスも拡大していこうとしている。Pinterestはこれまでに13億2000万ドルの資金を調達している。同社は2018年までに売り上げを30億ドルにする予定であると報じられている。しかし現在のところは広告収入の1億ドルが主収入となっていて、どうしてもビジネスチャンスの拡大が欠かせないのだ。

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(翻訳:Maeda, H