Facebook Messengerに「スポンサードメッセージ」が登場する

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FacebookはMessengerのチャットボットプラットフォームを本日ローンチしたが、どうやって利益を得るのだろうか?Facebookは企業に、進んで彼らとやりとりをしているユーザーに向け、再度エンゲージメントを促すメッセージの送信に課金する。これらの「 スポンサードメッセージ」は現在少数の広告主と検証の段階にあり、Facebookはそれらがスパムにならないよう、厳重にモニタリングをするという。

このニュースはTechCrunchが2月にスクープしたMessenger広告に関する内容を裏付けるものだ。TechCrunchは、Facebookの担当者が大手広告主に宛てたプレゼン資料を入手し、それに今後実装する予定のマーケティング商品の概要について説明があった。

また、Facebookはニュースフィード広告に「Click To Message(クリックでメッセージを送信)」からも収益を得ると発表した。これもTechCrunchでチャットボットからマネタイズする方法の1つとして予想していたものだ。

Michael Linが見つけた検証中のスポンサードメッセージ

 

スポンサードメッセージもClick To Message広告も、何かを販売することができるボットとの会話にユーザーを引き込む。広告をクリックして馴染みのないEコマースのサイト内を自分で探索するのではなく、ボットに要望を伝えるだけで購入したいものの関連商品を提示されるような状況を想像してみてほしい。

Russell Smithが見つけたスポンサードメッセージのブロックオプション

Russell Smithが見つけたスポンサードメッセージのブロックオプション

チャットボットはユーザーの要望に対応したり、ユーザーがしてほしいことを行うが、懸念点はMessenger広告がMessengerの体験を薄めてしまうことだ。これまでMessengerのアプリが鳴る時、連絡してきている人は返信すべき重要な人からであることは確実だった。それはスポンサードメッセージで変わることになる。

しかし、FacebookのMessengerのプロダクトVPを務めるDavid Marcusは、私にFacebookはユーザーを困らせないよう、Messenger広告の運用方法を慎重に検討するとした。「もちろんこれらは制限されるものです。私たちは誰かに嫌なことが起きるのが怖いのです」。

企業がどのようなタイミングでどの頻度スポンサードメッセージを送信できるかについて聞いたところ、Marcusは「まだルールは完全には決まっていません」と答えた。

ただ、Facebookは他の媒体で発信されるマーケティングメッセージよりさらに厳しいポリシーを導入する可能性を強調した。「私たちはユーザーに送信されるメッセージの数や質をコントロールすることができます。Eメールはそうではありません。そしてユーザーがそれらをコントールすることができます」と彼は言う。全ての企業とのやりとりの上部にはブロックボタンがあることを示した。メッセージの通知を止めたり、スポンサードメッセージを止めたりすることができる。

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全てのチャットボットやスポンサードメッセージが通知を出すわけでもないとMarcusは話す。Facebookはプッシュ通知を出す代わりに、企業とのやりとりのスレッドをリストの一番上に移動させることも検討している。「私たちはとても慎重に進めています」と彼は言う。目標は「品質の高いシグナルで誰にとってもノイズが少ない体験を構築すること」と言う。

もしFacebookがスポンサードメッセージでユーザーが企業に対して反感ではなく、好意を持つことにつなげられるのなら、Messengerの9億ユーザーからマネタイズする方法をようやく見つけることができるかもしれない。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter