Facebook「F8」開発者カンファレンスの発表まとめ

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Facebook MessengerとWhatsAppのメッセージ数の合計は全SMSの3倍以上

Facebookは4月12日から13日にかけ、年に一度の「F8開発者カンファレンス」をサンフランシスコで開催している。初日の主なトピックは、チャットボット、VRカメラ、インスタント記事などだ。

チャットボットプラットフォーム

FacebookはMessengerのチャットボットプラットフォーム「bots on Messenger」を発表した。このプラットフォームのSend/Receive APIでは、ボットは単純な文字列だけでなく画像、リンク、行動を起こすボタンを含むstructured messages〔構造化メッセージ〕をユーザーとやりとりできる。つまり、見込み顧客の質問へのの回答、カスタマー・サポート、eコマースの手続き説明など、あらゆる対話的なリアルタイム・コミュニケーションが可能となる。コールセンターや営業部隊と同じような機能を果たすが、ボットははるかにスケールしやすく、コストも低い。セールスやサポートに関する企業活動が一変する可能性があるだろう。

詳細:F8カンファレンス:FacebookがMessengerのチャットボットのプラットフォームを発表

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VR撮影カメラ「Surround 360」

Facebookは夏頃、オープンソースでVR撮影カメラを提供すると発表した。棒の先端にUFOがくっついたような形をしたこのカメラは、17個の4メガピクセルのレンズを備え、4K、6K、さらには8K動画を撮影できる。上に1つ、下に2つ付けられた魚眼レンズで、撮影者の足元まで撮影し、動画の中に盲点はなくなる。カメラを支えるポールも動画から消える。耐久性、ポータビリティーに優れ、他のVR撮影と違ってポストプロダクションの手間もほとんどかからないという。パーツは全てオンラインから3万ドルで購入できる。

詳細:Facebookが手掛けるVR撮影用カメラ「Surround 360」はオープンソースで提供

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インスタント記事の解放

Facebookは全ての出版元にインスタント記事を今日から解放する。制限はあるが、記事内に広告を表示することもでき、ページビューはAdobe Analytics、Chartbeat、comScoreなどで計測することが可能だ。WordPressや他のDrupalといったCMSで利用できるプラグインもすでに存在するので、今日からすぐにでもインスタント記事を制作して発行できる。

詳細:今日からどの出版元もFacebookでインスタント記事が発行できる

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新デベロッパーツールを発表

Facebookはデベロッパーがアプリを開発し、成長させ、そして収益化する手助けする一連のツールを発表した。アプリ用の新しいプラグイン「アカウントキット」では、ユーザーはFacebookアカウントだけでなく、電話番号またはメールアドレスを使ってサインアップできるようになる。モバイルサイト向けの新しいプラグインでシェアやエンゲージを促す、引用付きシェアやハッシュタグシェアが利用可能だ。また、これまでFacebook内で使用できた「保存ボタン」を外部サイトでも使用できるようになった。日本国内のローンチパートナーにはメルカリや楽天が参画している。

詳細:Facebook、新しいデベロッパーツールを発表。アカウントキット、プッシュ、引用シェア等

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