APIの提供が企業の成長の基盤になりうるための、コミュニティ育成・管理を助けるHitchのサービス

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Hitch — デートアプリではないHitch — は、API Changelogのチームが作った新製品で、同じくAPIの管理に関連したサービスだ。それはAPIを提供しているSaaS企業などが、社内社外の両方にできるAPIコミュニティを管理し、その成長を支援できるようにする。

Hitchのローンチを支えるために、このロンドンとバルセロナにオフィスのあるスタートアップは、Connect Venture率いるラウンドにより70万ユーロを調達した。Seedcampおよび数名のエンジェルたちもこの投資に参加した。

Hitchの協同ファウンダーでCEOのLuke Millerはこう語る: “APIのプロバイダやデベロッパーたちとたくさん会話を重ねたが、それでわかってきたのは、APIを作って提供している企業が、それらを利用するデベロッパーのコミュニティを管理して、より良い関係を築いていくために、ヘルプを必要としている、ということだ。それは、APIのChangelogがあれば解消する、という単純な問題ではない。Hitchは企業の今および今後のAPI事業を支援して、デベロッパーの良質なコミュニティが育つようにし、またそれらのコミュニティと企業との良好な関係の構築を助けていく”。

Millerの話の要点は、今ではほとんどのテクノロジー企業がAPIを公開しており、デベロッパーはそれらのAPIをコアとして、自分のプロダクトやサービスを作っているが、しかし企業の良質なAPI戦略は、良いAPIを作って提供するだけでは十分ではない、ということだ。

彼は曰く、“プラットホームの構築はAPIを提供することだけではなく、それを軸とする活気あるコミュニティを作って管理していくことも含まれる。そしてそのために、Hitchが存在する。Hitchは、APIのオーナーが真のAPIコミュニティを構築し育てられるようにしていく”。

つまり、「APIを作りさえすれば彼らは寄ってくる」は、必ずしも通用しない、ということだ。

“最近の例では、StripeやTwilio、Xeroなんかがすばらしいデベロッパーコミュニティを作っている。いくつかの重要な分野で、この点では既存の大手が負けている。彼らの成功の主因は良質なAPIだが、真のデベロッパーコミュニティを(全世界的に)育成することによって、彼ら自身が本物のグローバルなプラットホームになれている”、とMillerは語る。

そのためにHitchが提供する機能は、APIとそのドキュメンテーションを一箇所にまとめて、社内社外のチームが容易にそれらにアクセスできるようにすること。プライベート(非公開)APIとパブリック(公開)APIの区別。バージョン管理、そしてAPIのデベロッパーとその幅広いコミュニティがつねに同一の最新情報(例: 今いちばん要望の多い新機能は何か)に触れていられるようにするための通知機能、などだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))