CoreOSのStackanetesを使えばOpenStackのコンテナをKubernetesで管理運用できる

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オースチンで行われているOpenStack Summitで今日(米国時間4/26)CoreOSが、OpenStackと、Googleのコンテナ管理サービスKubernetesを共用できるシステムStackanetesを発表した。OpenStackとKubernetesはともにオープンソースのソフトウェアで、前者OpenStackは、企業がそれを使ってAWS的なクラウドコンピューティングサービスを自己のプライベートな、あるいはパブリックなクラウドで運用できる。Stackanetes(そう、あまり良い名前ではないかもしれない*)を利用すると、Kubernetesで管理されるOpenStackソリューションを、Kubernetes単独、またはCoreOSのTectonicプラットホーム上で動かせる。〔*: Stackanetesの’netes’はたぶん、Kubernetesの’netes’。〕

OpenStackプロジェクトは、Dockerの成功でコンテナの人気が盛り上がるよりも以前にスタートした。最初、OpenStackとコンテナという二つの技術は同じ市場を争う、と思われていたが、しかし実際には両者は相補的な関係にあることが分かってきた。CoreOSは最初、コンテナを作って動かすことを主眼とする同社の軽量Linuxディストリビューション(CoreOS)に力を入れてきたが、その後、同社独自のコンテナ管理プラットホームTectonicを立ち上げた。

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そしてこれからは、Tectonicの上でOpenStackのクラウドを運用し管理することができる。CoreOSの仕事はすべてGitHubのレポジトリにあるので、CoreOSのユーザーであれば誰でもTectonicを使える。特別の会員登録などは、要らない。Tectonicを介さずに直接Kubernetes + OpenStackを使うこともできるが、その場合は、今日のデモで示されたように、コマンドラインからの操作になる。

Kubernetes自身がいわゆる自然治癒(self-healing)のためのツールセットを提供しているから、そこからOpenStackのHorizonダッシュボードを自動的にリスタートしたり、そのほかのダウンしたOpenStackコンポーネントを再起動したりできる。またもちろん、デプロイメントのスケールアップ/ダウンもできる。

CoreOSの協同ファウンダーでCEOのAlex Polviによると、重要なのはOpenStackが単なるソフトウェアである、という認識だ。同社のチームは3週間でこのサービスを構築し、今日それをGitHub上でリリースする。このやり方でOpenStackをデプロイすれば、OpenStackのサービスのライフサイクル管理が容易になり、OpenStackとコンテナの両者をデプロイするための単一のプラットホームが提供される、とCoreOSは主張する。そして、この構造の中でいつでも、OpenStackの上にKubernetesをデプロイできる。

Polviによると、結局のところ今回の仕事(Stackanetes)も、CoreOSの全体的なミッションの一環だ。すなわち、インターネットの安全を確保し、そしてGoogleのインフラストラクチャ(Polviの造語ではGIFEE)を誰もが利用できるようにすることだ。

OpenStack FoundationのCOO Mark Collierはこう語る: “Kubernetesの実力は、OpenStackコミュニティの一員として体験的によく知っている。最近行ったユーザー調査でも、KubernetesはOpenStackのクラウド上でアプリケーションを管理する方法として人気がある。今回CoreOSがKubernetesとOpenStackの両コミュニティを結びつけ、同社の広範なコンテナ専門技術/知識を寄与貢献してくれることは、非常に喜ばしい”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))