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人命救助に役立つチャットボット「911bot」

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緊急事態に遭遇した時、何をしていいか分からないかもしれない。頭では分かっていたとしても、パニックになってしまうこともある。

911botはニューヨークのDisrupt Hackathonで開発されたプロダクトで、緊急時での対応をサポートすることを目的としている。

Facebook Messengerベースのこのチャットボットは、当局に緊急事態であることを簡単な画像ベースのインターフェイスから伝えることができる。このシステムから当局に連絡している間、ボットは情報やメディア(画像や写真など)でその状況でどのように行動すべきかといった内容を提示する。

例えば、よくある緊急事態の連絡は交通事故に遭遇した時だ。

交通事故を911botから連絡すると、システムが自動で911(アメリカの緊急通報用番号)に連絡し、位置情報と共にユーザーの要請を伝える。ユーザーは他にも動画や写真を受け取り、何をすべきかや何をすべきでないかの情報を得ることができる。

例えば交通事故の場合、事故に遭った人を動かしてはならない。脊椎が損傷している可能性があり、動かすことで状態が悪化する場合もあるからだ。

他にも、例えば心停止に陥った人がいる場合、迅速に救命措置を行う必要がある。911botは心肺蘇生法のやり方をユーザーに送付する。このチャットボットのファウンダーの1人はTechCrunchに対し、心停止から5分以内に心肺蘇生を行うことは5分後に行う場合より患者が生き延びる可能性が5倍高いと説明する。

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この違いは生死を分ける。

911botはFacebook Messenger API、位置情報のためにESRI、そしてTwilioを使っている。
911botについてさらに詳しく知りたい人は、 このウェブサイトを見てほしい。

[原文へ]

(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter