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AlphabetのCEO(Googleの協同ファウンダー)Larry Pageが法廷でAndroidによるJava APIの使用を公正と擁護

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AlphabetのCEOでGoogleの協同ファウンダーLarry Pageが今日、Oracleとのあいだで続いている法廷闘争で、同社のAndroidプラットホームの開発を擁護した。Oracleは2010年にGoogleを訴えて、Androidの開発者はJavaからプロプライエタリな部分のコードをコピーした、と主張した。Googleは、問題のコードはオープンソースであり、同社の技術者は無料で使用できる、それに、AndroidにおけるJavaコードの実装は十分に変形しており、公正な使用と見なされる、と主張した。

Pageの証言によると、この訴訟はすでに5年も続いているにもかかわらず、彼自身はAndroidの、この裁判で問題になっている技術的詳細についてほとんど何も知らなかった。しかしながら彼は、GoogleがAndroidの中でJavaの宣言コードを使ったときGoogleはOracleの知財を盗んだ、とするOracleの断言に反論した。“SunがJavaを作ったとき、彼らはそれをオープンソースのものとして作った”、とPageは述べた。“弊社は無料でオープンなものに対して支払いを行っていない”。

彼は、後日Oracleに買収されたSun Microsystemsからライセンスを取得せずにAPIを使う、というGoogleの決定を擁護して、問題のAPIをコピーして新たに実装することは業界の標準的慣行だった、と述べた。Pageは、APIのGoogleによる実装はオリジナルかつ変形しており、したがって彼の会社のコーディングは公正使用の範囲内に入る、と主張した。

“知財の問題に関しては、弊社は十分な責任感を持ち、注意深く行動した”、とPageは説明した。

Oracleの弁護士はPageにGoogleのスライドデッキを見せたが、その中ではAndroidのエコシステムが毎年、430億ドルの収益を生成している、とある。しかしPageは、スライドが述べている巨額な収益はGoogleの収益ではなく、電話機のメーカーやキャリアらの収益だ、と応じた。“Googleの関与部分がどれだけであるか、私は知らない”、とPageは証言し、さらに、Verizonのようなキャリアは“巨額な収益を得ているが、それがGoogleの収益に結びついていることはありえない”、と付言した。

Pageは、Googleの創設とAndroidの買収についても述べた。彼によると、市場に出回っているスマートフォンに不満を感じたとき、スマートフォンを自社で作ることに関心を持った。

“当時のスマートフォンにはものすごく不満だったが、それらの多くはJavaを使っていた。しかし性能も機能もお粗末だった。写真を撮って誰かと共有することもできない。あらゆる製品を試用したから、クローゼットが100台ほどのスマートフォンで満員になった。どの機種もそれぞれ違いがあるから、弊社のソフトウェアがそれらの上で動かない。それが、ものすごく不満だった”、とPageは説明した。

彼によると、Googleでスマートフォンを開発しようと思ったのは、できるだけ多くの人びとが彼の検索エンジンにアクセスできるようにしたかったからだ。“弊社の収益のほとんどがGoogle Searchからだから、お金のあまりない人たちでもそれにアクセスできるようにしたかった”、と彼は述べた。

今日OracleとGoogleはこの裁判における最後の証言を提示した。最終弁論の開始は月曜日の予定で、陪審は来週、GoogleによるJava APIの使用が公正使用にあたるか否かを審議する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))