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CoreOSが古典的ビッグサーバーではなく分散コンテナクラスタ向けに最適化されたストレージシステムTorusをオープンソースでローンチ

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CoreOSが今日(米国時間6/1)、同社の最新のオープンソースプロジェクトTorusをローンチした。Torusは、スタートアップやエンタープライズに、GoogleなどのWebスケールの企業が内部的に使っているものと同種の技術にアクセスさせよう、とする取り組みの一環だ。Torusの場合それは、分散ストレージである。

アプリケーションがコンテナでデプロイされ、それらがGoogle育ちのコンテナ管理サービスKubernetesを使っている場合、Torusはデベロッパーに、信頼性が高くてスケーラブルなストレージシステムを提供する。

CoreOSのBarak Michenerが今日の発表声明でこう述べている: “コンテナクラスタというインフラストラクチャにおけるパーシステントなストレージは、コンピューティングにおける今もっとも興味深い問題の一つだ。マイクロサービスが作り出し消費するデータの、膨大な量のストリームを、どこに保存すべきなのか。とりわけ、イミュータブルで離散的にコンテナ化された実行コードが、これほどまでに強力なデザインパターンになっているときには?”

つまりCoreOSのチームが主張するのは、既存のストレージソリューションはコンテナのクラスタが使うために設計されていない、という点だ。それらは大きなマシンの小さなクラスタを想定しており、一方今日のコンテナベースのやり方では、比較的小さなマシンで動く大規模なクラスタが主力だ。またコンテナのデプロイメントは、必要に応じてコンテナを迅速に始動しまたシャットダウンもする、というやり方だが、多くのデベロッパーは、これらのコンテナの上で動くアプリケーションにデータを供給できるパーシステントなストレージシステムを求める。

“クラスタの中で始動、停止、アップグレード、ノード間のマイグレーションを頻繁に繰り返すこれらのコンテナマイクロサービスのためにパーシステントなストレージを確保することは、モノリシックなアプリケーションのグループや、まして複数の仮想マシンが動く単一のサーバーを支えるストレージを提供することのように単純ではない”、とMichenerは書いている。

Torusは、ファイルの保存と取り出しにキー-ヴァリュー方式のデータベースを用いる。それならノード数数百までスケールできる、とCoreOSは主張する。今の、初期的バージョンのTorusは、ファイルをNetwork Block Deviceによるブロック指向のストレージとして露出する。しかしそのシステムは拡張性を前提としているから、今後誰かが必要なツールを作って、Torusの上でオブジェクト指向のストレージシステムがサポートされることを、CoreOSは期待している。

Torusは、CoreOSのLinuxディストリビューションCoreOSや、コンテナエンジンrkt、ネットワーキングツールflannelなどと共に、同社のオープンソースプロジェクトの一員になる。これらと、さらにそのほかの多様なツールが相まって、同社の商用製品であるコンテナ管理システムTectonicや、ソフトウェアコンテナの構築、保存、および配布を行うQuayなどを動かしている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))