Facebookはモバイルウェブからメッセージ機能を削除して、Messengerを押しつけようとしている

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Facebookは、モバイルウェブサイトからメッセージング機能を削除しようとしていることが、ユーザー向けの警告メッセージでわかった。「あなたの会話はMessengerに移動されます」と書かれている。そもそもMessengerがイヤでウェブアプリに切り替えた私のような人々数百万人にとっては願ってもない迷惑な話だ。

現時点では、警告を無視してそのまま使うことができる。しかしこの夏には、警告が貫通不可能な壁に変わり、唯一の選択肢は公式Messengerアプリをダウンロードすることだけになる。

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私は少々心配している。なぜなら、モバイルサイトを使う多くの人たちには、アプリをダウンロードしない正当な理由があるからだ。公式クライントアプリを持っていない人や、OSを最新バージョンにアップグレードできない人は、ウェブ経由でアクセスする必要がある。

そして実際私にとって、これはかなり敵対的なやり方に感じる。以前メインアプリからメッセージ機能を取り去った時と同じだ。もしこの会社の全員がマントラのように、世界をつなぎたいと唱え続けているのなら、アクセス方法の多様性もそこに含まれるべきではないだろうか。

いつもFacebook広報から聞かされている言い訳。会社は可能な限り最高のメッセージ体験を提供したく、Messengerアプリは彼らがそれを提供するために選択したプラットフォームである ― よって混乱を避けるために全員をそこに集結させる(アップデート:実際その通りの声明を受け取った。「最高の体験」とまで言っていた)。

そんなたわ言を真に受ける人など一人もいないだろう。Messengerのように強力なプラットフォームを飾り立て、機能を充実させ、そしてもちろん、収益化するのが簡単なことは誰にでもわかる。一方テキストベースのチャットで、それはほぼ不可能だ。

言い換えれば、あるサービスはユーザーに有用な価値を提供するが、Facebookには価値を提供しない。そんなサービスはいらない!

デスクトップとモバイルではFacebook体験自体が大きく異なる ― それは問題ない。投稿の見え方が違っても、操作方法が違っても、一部の機能かなかったり使いにくかったりしても構わない。メッセージングについてもそうあるべきだ。ただのテキストチャットだけ使わせてくれればいい。ユーザーはそれで感謝するし、Messengerの成長を邪魔することもない。

もちろんMessengerを大きく宣伝すればいいし、テキストベースでは一部のコンテンツが使えないことも言えばいい。Messengerは機能満載だ。ビデオも、スタンプも、そうチャットボットだって使える。しかし、切り替える決断をするのはユーザーであるべきだ。その権利を奪うことは、Facebookが注意深く守るべき信頼を損うことになる。

この際もう一つ言っておきたい。Facebook Liteをダウンロードさせてほしい(ちなみにメッセージングはまだ可能)。いまいましい地域制限をなくすべきだ。ユーザーの中には機能の低い端末を持っている人もいて、彼らは公式アプリと呼ばれる大食らいアプリのペアを走らせたくない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook