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Snapchat出資のインターネットマガジン‘Real Life’はテクノロジーを外から見る視点を重視

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ソーシャルメディアやテクノロジーが、ポストモダンの社会に生きる社会的動物である私たちに与えている影響について、より高度な議論に触れたいと日ごろ願っていた方は幸運だ。Snapchatが資金を提供しているサイト“Real Life”はまさに、そのような会話の場だ。

このサイトは、“ソーシャルメディア学”の理論家/研究者を自称するSnapchatの研究員 Nathan Jurgensonが主宰し、いろんな話題に関する記事を一日に一本載せていく。アプリのレビューやWebの最新情報などは、載らない。

Jurgensonはこのサイトのミッションと視角を説明する記事でこう書いている: “テクノロジーに関する今日の一般的な談話では、デジタル空間は現実社会とは別のところにあって、後者が前者を内包するものではない、とされる”。

“しかし、‘オンライン’と‘オフライン’は、‘体’と‘心’などと同じく、電灯などのスイッチの上の二つの位置ではない。そういう間違った見方のことを、私はデジタル二元論と呼んでいる。そうではなくて、すべての社会生活が、情報と物質の両方でできている。技術社会も、人間社会も、仮想社会も、現実社会も、すべてそうだ”。

これで、このオンラインマガジンの基調はお分かりだろう。そこから深い洞察や厳しい批判が出てくるか、あるいは生ぬるいポップ哲学で終わるか、まだそれは分からないが、今のところ、ネガティブな感触はない。テクノロジー世界の外部からの視点は、今私たちの多くが住んでいるエコー・チェンバーに反響する退屈な物語に、活(かつ)を入れてくれるだろう。それは、読者のためにときどきそのエコー・チェンバーを訪れる私のような者にも参考になるはず。願わくば記事の選択が、テクノロジー世界の色眼鏡で行われる、偏ったものにならないことを、期待したい。

Jurgensonはその序言的な記事で、資金は彼が主催するカンファレンスと同じくSnapchatが出すけれども、編集権の独立は保証される、と述べている。彼の人柄からして、資本家と喧嘩するようなことにはならないと思うが、とりあえずReal Lifeには広告がない。

このサイトのローンチは6月27日だが、編集者たちは、今夜マンハッタンで行われるCronenbergの”Videodrome”上映イベントを、Facebook上で宣伝している

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))