Apple、iOS 10ベータ版を一般向けに公開

次の記事

フォトシンスの新スマートロック「Akerun Pro」、交通系ICカードでの開錠・施錠にも対応

ついに公開された。iOS 10の最初のベータ版がこちらからダウンロードできる。読者も読者の友達も、要するに誰でもダウンロードできる。さらに良いニュースは年額99ドルを支払ってデベロッパー・アカウントを取得する必要がないことだ。しかしあくまでベータ版なのをお忘れなく。

Appleではこの秋にiOS 10を正式に公開する予定だが、それまで待ちきれないというユーザーにはぴったりだ。これまで公開されていたバージョンはアプリを開発するのに必要なAPIをデベロッパーに周知させるのが目的だった。公開ベータの目的は利用にあたってのバグの発見が目的だ。デベロッパー向けベータ版に関しては、数日前にバージョン2が公開されている。一般向けベータ版はデベロッパー向けバージョン2とおそらく同じものだろう。

しかし日常メインに使っているiPhoneやiPadにこのベータ版をインストールするのは止めた方が賢明だ。作動しない機能もあるだろうし、デバイスをクラッシュさせるようなバグも残っているはずだ。要するにベータなのだ。メインのデバイス以外に手頃なiOSデバイスを持っているとしてもまずデータのバックアップをしておくことをお勧めする。iCloudなら最新の状態に同期されていることを確認するように。設定アプリを開いて同期させるかiOSデバイスをコンピューターに接続し、iTunesでマニュアル・バックアップする(できれば両方やっておく)。

次にファイルのダウンロードとなる。Apple Developer Programにサインインし、手持ちのiOSデバイスを登録する。最初にコンフィグレーション・プロファイルをインストールする。次にiOSをアップデートする。9月の正式公開時にはアップデートはすべて自動的に行われるはずだ。

iOS 10にはSiriの大規模なアップデートとサードパーティーとの提携が含まれる。iOS 10の正式公開に間に合わせるべくサードパーティーは現在Siri利用アプリの開発に取り組んでいるところなので、最終的な結果を予測するのは難しい。しかしこのアップデートはiPhoneの使いかたを大きく変える可能性がある。

またAppleはロックスクリーンのデザインと機能を一から作り直した。通知はリッチメディア化され、小さなライブ・ウィジェットが表示される。写真アプリは大幅に改良された。顔認識、ディープラーニングによるコンテンツのカテゴリー分類、スマート写真アルバムなどの機能が付加された。Apple Maps、Apple Music、HomeKit、電話アプリもアップデートされた。AppleはまたMessagesアプリを大幅に改良して多数の新機能を導入した。絵文字、効果が利用できるようになり、Slack風のフィードバックもできるようになった。リンクのプレビューがリッチメディア化され、サードパーティーのエクステンションも利用できる。

iOS 10ベータをダウンロードしてみる予定ならTechCrunchのiOS 10紹介記事に目を通すことをお勧めする。ここにはiOS 10についてユーザーが知っておくべき情報が掲載されている。新機能を詳しく説明して友達を驚かせるのにも役立かもしれない。

〔日本版〕AppleサイトではiOS 10の日本語版ベータが公開されている。個々の機能の日本語紹介記事はこちらを参照

IMG_0038

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+