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Facebookがすべてのオープンソースプロジェクトの窓口をGitHub上に一本化、それをFacebook Incubatorと呼ぶ

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【抄訳】
先週Facebookは、Reactによる開発を簡易化するためのプロジェクトCreate React Appを立ち上げた。しかし実はそれは、もっと大きな話の一部だった。GitHub上にFacebook Incubatorというものが作られ、そしてCreate React Appはそこに入る最初のプロジェクトなのだ。

Facebook Incubatorは、Facebookがオープンソースのプロジェクトをリリースするときの総合窓口になる。しかも今後長期的に。それは、Facebookが提供するオープンソースプロジェクトのベータのためのステージ、実験場、のようなものだ。

Facebookのオープンソース部門の長、James Pearceによると、主なねらいは、すべてのプロジェクトの良質なライフサイクル管理を維持すること。Facebookがオープンソースにしたプロジェクトはこれまでにおよそ400あり、GitHub上には数十万のフォロワーがいる。“どんなに数が多くなっても、良質な管理をキープしたい”、と彼は語る。そのために、すべての新しいプロジェクトが最初にこのFacebook Incubatorに入り、コミュニティの反応や採用の過程を一望できるようにする。

Pearceが強調するのは、このIncubatorはFacebookのそのほかのルートリポジトリの場合と同じく、同社自身が社内的に使うプロジェクトであり、活発に開発とメンテナンスを続けるチームが必ず存在する。休眠プロジェクトのための物置ではない。

このIncubatorを卒業するためには、ユーザーや愛好家が多くなることはもちろんだが、そのほかに、Facebook内部やその関連以外でも使われるようになっているか?、良質なドキュメンテーションが完備しているか?、ほかのツールと容易に統合できるか?、などが、重要な要件となる。Facebookがそのユーザーコミュニティにエンゲージできることも、要件の一つだ。

“業界全体からの反応があれば、それは、卒業してもよい兆候だ”、と彼は述べる。〔卒業、よりも、独立、と言うべきか?〕

Pearceは、ドキュメンテーションの重要性を何度も強調した。オープンソースでは、ドキュメンテーションが粗略になることが、少なくないからだ。Facebookは、このFacebook Incubatorリポジトリ専任の、テクニカルライターのチームを確保し、また技術者たちもドキュメンテーションの良質化に積極的に協力すべし、としている。また一部のドキュメンテーションに関しては、StackOverflowがこのたび新設したドキュメンテーションサービスも利用する予定だ。

なお、Open Compute Projectなどの、大きな組織や企画に属するオープンソースプロジェクトは、このIncubatorリポジトリには最初から入らない。デベロッパーは、最初からそっちの方へアクセスするだろう。

【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))