Vizio

LeEco、米TVメーカーVizioを20億ドルで買収へ

次の記事

ボットで満ちた未来における人間の役割

もし、LeEcoという名に聞き覚えがなかったとしても恥じることはない。つい最近までLeTVという名前だったこの企業は、それほど有名というわけではないからだ。しかし、同社の地元である中国では、多分野で活躍する精力的な企業として知られている。大規模なビデオストリーミングサービス、テレビやスマートフォンの製造、さらには自動車産業にも進出している

そして、さらなる成長を遂げようとするLeEcoは26日、Vizioを20億ドルで買収する計画を明らかにした。この計画によれば、カリフォルニアに拠点を置く格安テレビメーカーであるVizioのハードウェア部門およびソフトウェア部門がLeEcoの子会社となり、データ事業のInscapeは分社化して独立するという。

Vizioによると、同社の経営チームは据え置きとなり、カリフォルニア州アーバインの拠点も北米の販売チャネルも従来通りとなる。Vizioの創立者でCEOのWilliam Wang氏はInscapeを率いることになる。

同氏はまた、14年前に創立したVizioの売り上げについて振り返り、今回の買収により同社の世界的なリーチが広がると付け加えた。「LeEcoの世界的なリーチとリソースが、今後もVizioがお客様に優れた技術、イノベーション、そして価値をお届けしていく中でどのような効果をもたらすのか非常に楽しみです」と、同氏は声明文の中で述べた。

買収計画からは、ある意味においてアメリカ市場への参入をさらに進めようとするLeEcoの姿勢が垣間見える。同社はアメリカでの具体的なハードウェア販売開始時期を明かしていないが、2004年に同社を設立し、現在はCEOを務めるJia Yueting氏はCNBCに対してそのような動きが「遠い将来のこと」ではないことを願っている、と語っている。

今回の買収が計画通り進めば、間違いなくその方向への大きな一歩となるだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nakabayashi)