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Android版Googleマップ、「Wi-Fiのみ」オプションと、SDカードへのデータダウンロードをサポート

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Googleが地図アプリケーションのAndroid版でリニューアルを行った。新興国などでの利用も念頭にいれたアップデートだ。

アナウンスされた新機能とは、先月からテストされていた「Wi-Fiのみ」のオプションと、SDカードへのデータダウンロード機能だ。

新しい機能について、さほど便利に思わない人もいるかもしれない。しかしプリペイド式のスマートフォンや、データ容量に制限のあるプランを使っている人、また内部容量が少ない人にはとても便利な機能だ。

海外に出かける人にも「Wi-Fiのみ」のオプションは便利だろう。旅行時に利用するプランではデータ容量に制限があるのが一般的だし、多額のデータローミング料金を請求されるようなことを避けることができる。

SDカードへのデータダウンロード機能も以前から望まれていたものだ。訪問する地域のデータをWi-Fi環境にいるうちに、予めダウンロードしておくことができるわけだ。かつスマートフォンの内部記憶容量が限られている場合には、SDカードに保存しておくことができる。ブログ記事の中でGoogleは次のように記している。

エントリーレベルのスマートフォンでは、内部容量が4GB程度しかないこともよくあります。8GBないし32GBの容量をもつデバイスの価格は高額になっている。さらに、たとえ大きな容量のデバイスを使っていても、たくさんのビデオ、音楽、アプリケーション、そして写真を保存しているうちに、残り容量が気になってくることになります。そこでGoogleはデータを保存しておいてオフラインで利用するオプションを用意するとともに、SDカードにダウンロードする機能も加えたのです(もちろんデバイスがSDカードをサポートしている必要があります)。たくさん食べ物の写真を撮りたいけれど、そうすると地図のデータを削除しなくちゃいけなくなるなどといったケースも少なくなることでしょう。

さらに、アイルランド、ポーランド、イタリア、オーストリア、ロシア、およびイスラエルなどで行なっていたGett、Hailo、あるいはMyTaxiといった交通サービスとの連携に加え、東南アジアにてGo-JekやGrabと連携するようにもなった。

これはGoogleが最近強化している「モバイルオンリー」の利用者に対するサービス拡充の一貫だ。他にもインドの鉄道駅における無料Wi-Fiの提供YouTubeのオフライン再生機能の実装などを行なっており、さらには東南アジアでは初めてとなる買収で、シンガポールのスタートアップであるPieを傘下に加えている。いずれも、新興国を対象とした“Next Billion”ムーブメントの一環でもある。

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(翻訳:Maeda, H