Microsoftがゲームのライブ配信サービスBeamを買収

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Microsoftがシアトルに拠点を置くゲームストリーミングサービスBeamを買収した。Beamでは、ゲームをプレイするストリーマーと一緒に視聴者もゲームをプレイすることができる。Beamの形式は、ストリーミングのファンにとってTwitchやYouTubeといったサービスでおなじみの受動的なインタラクションをベースに、さらに視聴者はクラウドソースのコントロール経由でストリーマーと交流することができる。

Beam経由のプレーヤーは、ストリーミングしている人を誘導し、例えばマルチプレイのショーティングゲームで戦いに持っていく武器の種類を設定したりすることが可能だ。BeamはTechCrunch Disrupt NY 2016でローンチし、Startup Battlefieldで優勝した。ヴィジュアルコントロールで視聴者は、プレーヤーのゲーム場面選択を助けたり、さらには通常にはない、ゲームを大きく変えるような設定をすることもできる。

Beam

BeamはMicrosoftのXboxチームに加わる。「プラットフォームを超え、ユーザーとストリーマーを惹きつけるというこれまでのミッションを追求します」とMicrosoftは伝えている。

BeamのファウンダーでCEOを務めるMatt Salsamendiは、Xboxのコミュニティーに注力している点が、彼ら若い企業にとって良い相性であるとメールで答えた。

「Xboxがコミュニティーに注力している点にとてもわくわくしています」と彼は記している。「Beamは根本的に、熱心なゲーム好きの個人をグループにつなげています。Xboxはその理念に合致しています」。

このニュースを伝えるブログ投稿でSalsamendiは、すぐにBeamのプラットフォームが変わることはないと伝えたが、Microsoftの買収によりBeamはプラットフォームを成長させ、大企業のサポートのもと新機能やゲームの実装を進めるという。

「今のところ通常通りのビジネスです」とSalsamendiはプロダクトプランについて説明する。「私たちは3つの新しいインタラクティブな機能を実装したばかりで、今後もBeamのプラットフォームが視聴者と関わりたいと思うゲームコミュニティーにとって最適な場所になることに注力していきます」。

買収の詳細は公表されていない。Beamは今年の1月5日にローンチし、正式にこのインタラクティブなツールをデビューしたのは5月のDirsruptイベントでだった。 Salsamendiは、Microsoftのレドモンド本社でBeamのチームを率い、そこではXboxのエンジニア部門の下でサービスを運用する。

TechCrunch Disruptの優勝の他に、Beamのチームはシードラウンドで42万ドルを調達し、Techstarsのシアトル2016年のクラスに参加している。

Microsoftにとって、Beamを買収することはインハウスでプレーヤー参加型のストリーミングサービスを構築する助けとなるだろう。買収を発表したブログ投稿でMicrosoftは、Beamのソフトウェアがよりソーシャルなゲームプレイを促進する例としてMinecraftを挙げた。MinecraftはBeamが提供するインタラクティブな機能にもってこいのゲームだ。MicrosoftがLet’s Play動画が大好きな若いユーザーにコミュニティーの間でエンゲージメントを促進することができるなら、今回の買収はとても価値あるパートナーシップになると言えるだろう。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website