App Storeから追放される不良iOSアプリは数十万のオーダーになりそうだ

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【抄訳】
Appleが最近発表した、App Storeから古くて一定の基準に合わないアプリを取り除くという予告の、対象になると思われる、見捨てられたアプリは、最新のデータ(後述)によると数十万にのぼることが分かった。ただしAppleの言い方は依然抽象的で、“意図されたとおりに機能しない”、または、“現在のレビューのガイドラインに従っていない”、または、“長期間、互換性アップデートによりサポートされていない”アプリが削除される、という。

上の最後の“長期間”は、具体的にどれくらいの期間なのか。それによっても、追放されるアプリの数は変わるだろう。

でも今日(米国時間9/6)得られた数字からは、リリースされたけどその後メンテナンスされていないアプリの数が意外と多いことが分かる。

上位にいるアクティブなアプリデベロッパーは、少なくとも毎月または隔月で、自分のアプリをアップデートしている。昨年のある記事によると、上位のiOSデベロッパーはアップデートの平均間隔が45日である。小さなインディーのデベロッパーは、そこまでできないかもしれない。でも、アクティブにメンテナンスされているアプリとは、少なくとも年に一回はアップデートされ、OSやハードウェアの更新に対応している、と考えるのが妥当だろう。

しかし、多くのアプリが、そうではない。

今日、App Storeのアクティブなアプリは全世界計で210万ある。しかし、アプリのマーケターたちのためのビジネスインテリジェンス企業Adjustのデータによると、すべてのアプリの50%が2015年5月以降、放置されている。このように、App Storeの半分が追放を検討されることになれば、Appleのこのマーケットプレースの姿は大きく変わることになるかもしれない。

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時間をやや延ばして2013年以降とすると、その間にアップデートされていないアプリは全体の25.6%になる。また逆に、最近の3か月でアップデートされたアプリはわずかに20%だ。App Storeのデビュー以降一貫してメンテナンスされているアプリは、ほとんどない、と言えるのではないか。

一方、App Storeから蹴りだされることが確実と思われるアプリのグループは、iPhone 5以降の大型画面に対応するためのアップデートをやってないアプリだ。Adjustによると、全アプリの11.4%がこれに該当し、またすべてのiOSアプリの10%が、iPhone 4以降放置されている。

もうひとつのアプリインテリジェンス企業Sensor Towerによると、32万8000のiOSアプリが3年以上前からアップデートされていない。これらすべてにAppleからの通知が行っても、意外ではない。一方Sensor Towerのデータでは、過去3か月以内にアップデートされたアプリは全体の約40%だ。ただし6.5%は、iPhone 6以降をサポートしていない。

App Storeにおけるアプリの検討評価と削除の作業は、明日(米国時間9/7)始まる予定だ。iPhone 7の発表イベントと同じ日である。同社によると、立ち上げ時にクラッシュするアプリはただちに排除される。そのほかの問題アプリは、Appleからのアップデートリクエストに、デベロッパーが30日以内に応じなかったら、App Storeから取り除かれる。

【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))