自然言語によるコンピューターとの会話を実現するAPI集のAPI.AIをGoogleが買収

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可愛らしく活動的な、ダイレクトドライブ方式の四足ロボット

Googleが今日(米国時間9/1)、API.AIのチームをスカウトしたことを公表した。API.AIは、Siriのような自然言語で会話できるボットをデベロッパーが作るためのツールを提供している。

コンピューターと違って人間には、まあまあのコミュニケーション能力がある。だれかが、“the girl saw a man with the binoculars”と言ったら、われわれは文脈的知識を動員して、「女の子が双眼鏡で男を見た」のか、それとも「女の子が双眼鏡を持ってる男を見た」のか、どちらであるかを正しく判断できる。

ロボットに同じことをやらせるのは、とても難しい。誰かが“get me a lift”と言ったらそれは(音声の場合)、「同乗(相乗り)させてくれ」と言ってるのか、それとも「(Uberのライバル)Lyftを呼んでくれ」と言ってるのか? こういう曖昧さが加わると、同じひとつのことを言うのに、無限に多くの言い方がある。コンピューターにとっては、超難題だ。

API.AIは、デベロッパーたちが限りなく車輪を再発明するのを防ぐために、この難問を解決するボットを作るためのツール、というかAPIを提供する。それらは、音声認識や意図認識、文脈(コンテキスト)管理などのAPIで、デベロッパーはそこに、ユーザーの業種業界に特有の知識を付加することもできる。たとえば“deep dish”(深皿)とか“Chicago-style”(シカゴふう)などは、ピザ配達ロボットが必ず理解すべき言葉だ。

API.AIは現在、英語、中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語など15の言語/方言を扱える。

同社のホームページ上のカウンターの数字によると、API.AIはこれまで、30億件のAPIリクエストを処理している。またGoogleによると、自分の仕事にAPI.AIを使ったことのあるデベロッパーは6万を超えている。

今回の買収は、価額などが公表されていない。Crunchbaseによれば、API.AIはこれまで、約860万ドルの資金を調達している

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))