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GIFをWebMに変換して共有するGfycatが1000万ドルのシード資金調達―ネット・ミーム拡散に最適

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Gfycat (「ジフィーキャット」と発音)というスタートアップがなんと1000万ドルというシード資金を調達した。GfycatはすでにインターネットのGIF動画共有サイトとして大人気だが、巨額のシード資金を得ていよいよ収益化に向かうとみらる。

コンテンツの生成についていえば、250万人のユニーク・ユーザーが2500万のGfycats動画―つまり無音声でループを続ける短い動画クリップをこのサイトに投稿している。

月間アクティブ・ユーザー7500万がGfycatを訪問しており、再生回数は15億回に上るという。

ファウンダー、CEOのRichard Rabbatによれば、「われわれが再生するのは技術的な立場からいえばGIFではない。 ユーザーがこのサイトにGIF動画を投稿すると、われわれはWebMに変換して公開する。WebMはオリジナルのGIFよりはるかにサイズが小さく、読み込みも高速で共有も容易になる」と説明する。

「共同ファウンダー自身、熱心なGIF動画クリエーターだが、GIFは作成に手間がかかり、アップロードも難しく、共有して表示したときの画質にも満足できなかった。われわれはビデオのハイライト部分を簡単にアップロードして共有できるようにしたかった」とRabbatは説明する。

GfycatはすでにAlexaの全米トップ100サイトにランクインしている。ただし、まだ収入を得る仕組みを得ていない。メディアの連続起業家であるRabbatは2015年にDan McEleney、Jeff Harrisとともにこのサイトを開設した。

現在GfycatはAPIをデベロッパーに公開している。つまりデベロッパー(とそのユーザーは)自サイトからビデオやGIFファイルを Gfycatに直接アップロードして表示させるアプリを開発できる。【略】

Twitch.tvにいち早く投資したことで知られるAlsop Louie Partnersが今回のシード資金ラウンドをリードした。またPear VenturesYou and Mr Jones、スタンフォードのStartXファンドもラウンドに参加した。またこれ以外にGfycatへの個別の投資を行われている。【略】

ユーザー生成動画の共有分野は競争が激しく、Photoshop、Imgur、Giphy、CinemagramなどGfycatのライバルとなるプラットフォームややテクノロジー・ツールは無数に存在する。

しかしGfycatは主要なブラウザが標準でオンラインのGIF的フォーマットをサポートするのに合わせて絶妙のタイミングでWebM動画を共有するプラットフォームを公開した。

Rabbatによれば、 Gfycatでいちばん人気があり、何度も共有されるコンテンツはゲーム関係のクリップだという。つまりユーザーがハイスコアを記録した瞬間や、ゲームに関連したユーモアなどだ。また政治的メッセージの動画、動物のクリップも人気があるという。

画像: Gfycat

〔日本版〕 いちばん下のGfycatはサラリーマン風の男がポケモンGOに夢中になるあまり周囲に大迷惑をかけるというユーモア動画。WebMはGoogleが中心となって2011年頃から開発が始められたビデオフォーマット。GIFに比べてファイルサイズを最大10分の1程度に圧縮できるという。Wikipeidiaに簡単な解説がある。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


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