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ネットでも車は売れるーー中古車のC2Cプラットフォーム「Ancar」が約2億円を調達

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ネットベースの中古車売買サービスを手がけるAncarは本日、日本ベンチャーキャピタル、ニッセイ・キャピタルから約2億円を調達したことを発表した。AncarはC2Cの中古車売買プラットフォームAncarの他に、車のオーナーと整備工場とをつなぐ検索サービスRepeaを提供している。今回の資金調達では、開発と営業人員の強化を図るとAncarのファウンダーで代表取締役を務める城一紘氏はTechCrunch Japanに話した。

 

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Ancarの特徴は、販売予定の車は必ずAncerの提携整備工場で車の査定と点検を行い、その結果をプラットフォーム上で開示している点だ。購入希望者は車の写真や販売価格を始め、細かい点検結果などの情報を見ることができる。外から見ただけでは分からないエンジン周り、電気装置、ブレーキ周りなどの内側の評価も、購入前に確認することができる仕組みになっている。

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Ancarの車の査定結果

このモデルを成立させるには、整備工場とのネットワークを築くことが鍵と城氏は言う。サービス開始当初は1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)の整備工場との提携を進めてきたが、今では関東圏全域と愛知、兵庫、大阪まで対象エリアを広げていると話す。

Ancarは2015年9月からベータ版をローンチしている。それから1年近くサービスを運用してきて、ネットベースの中古車C2Cサービスに手応えを感じていると城氏は話す。「中古車といった高額なものがネットで購入されるのか、という疑問もあると思います。ですが、車の安全性や信用を担保し、どうやって見せれば購入側が安心して購入できるかといった点を追求することで、車という、ある意味命を預けるようになる商品でも売買が成立することが分かってきました」と城氏は言う。

今回の資金調達を機にAncarは人員の拡大を図る計画だ。特に開発面を強化し、プロダクトを磨くことに注力するそうだ。現在、Ancarはユーザーのサイトの利用状況やフィードバックから鑑み、サービスの全面的なリニューアルに着手しているという。例えば、現状サイトの車の売却を検討している人向けに提供している「かんたん査定」はメールで査定結果を返信する形だが、すぐにサイト上で査定結果を確認できる仕様に変更することを検討しているという。ユーザーにとって使いやすいよう、機能やUIをブラッシュアップしていきたいと城氏は話す。

Ancarは2015年4月にCAVから資金調達を実施している(金額は非公開)。オフィスもCAVが新宿で運営するシェアオフィス内に構えていたが、今後人員を拡大していくためにも、本日からオフィスを中目黒に移し、事業に専念していくと城氏は話している。

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