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PixelはこれからのGoogleそのものを体現したものだ、Androidではなく

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ハンズオン:Google Homeの第一印象

Googleは今日、沢山のデバイスを発表した、しかし、ほぼすべてのものの中心として特に言及されたのはAssistantへの注力と、Googleのサービスの品揃えが提供できるものに関する説明だった。私は今、衛星回線を使ったキーノートを見た後、ここトロントでGoogleカナダの広報責任者であるAaron Brindleと、今のGoogleにとってハードウェアはどのような意味を持つのか、そして人工知能と機械学習に関する同社の仕事が、そのデバイスとどのように組み合わされるのかについて話し合った。

「今日の最も重要なメッセージの1つは、Googleがとても真剣にハードウェアを取っているということです」と、Brindleは語った。「Androidのエコシステムを通して私たちが知ったことは、イノベーションの速さは本当に驚くべきものだということです – 日々Androidを使っているユーザーが14億人もいるのですよ。しかし、ユーザの方々にベストAndroidを提供することが目的ではありません。私たちの狙いはベストGoogleをユーザーの方々に届けることなのです。だから、私たちはAIとMLの周りでやっている投資や研究のすべてを、ハードウェアの頭のてっぺんからつま先までに詰め込んでいるのです」。

Brindleは、AndroidのOEMパートナーによって行われている偉大な仕事がたくさんあることを認めた上で、Google自身は消費者に提示できる追加オプションを探し続けていると語った。また彼は、Googleがデバイスメーカーとしてハードウェアとソフトウェアに注力するだけでなく、ビジネス面でのセールスとマーケティングの重要性にも気が付いていることを示唆した。

「Androidの世界で、1つの機種がすべてをまかなうことができないことは事実です。私たちは何かをナットとボルトのレベル(基礎レベル)から作り上げるところに大きなチャンスがあると思っているのです」と彼は語った。「ソフトウェアとハードウェアだけではなく、マーケティングやサポート、そして小売の手段、私たちが何か欠けていると感じたもの全てです」。

私たちがこの先実際の小売店舗を見続けられるかどうかはともかく、Googleは既にウェブを通した機器販売においては、米国内で150ドル以上の購入をオンラインGoogle Storeで行った購入者に対して、新しい分割払いオプションを提供している。

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小売の経験は、Googleのハードウェアに対する新しいアプローチの一部だ。

Assistantがどのように働くのか、そしてその印象的な賢さはどこから得られるのかについては、BrindleはそれがPixelの中核であると述べ、そしてつい最近改善されたGoogleのAIの能力によって、こうしたことが可能になったことを説明した。

 「Assistantがこのデバイスの隅々までを満たし、またその中核であるとお聞きになったことでしょう。これが新しい電話の看板なのです」と彼は説明した。「これはAIの進歩に基づいています – 本当に驚異的な進歩です。最後のNexusからの1年という意味ではなくて、ここほんの数ヶ月のことなのです。例えば、翻訳や画像認識などの進化です」。

Brindleは、カナダのこの領域におけるリーダーシップを考えると、この国におけるGoogleの活動がこれらの取り組みの実際の中核であると述べた。

「そうした研究のすべてが、私たちがAIの中で行っている仕事から来ています。そしてAI領域の最高の研究者の何人かはここカナダを拠点としてるのですよ」と彼は続けた。「だから[Googleの特別研究員の]Geoffrey Hintonの機械学習に関する業績、特にニューラルネットに関する彼の仕事との統合と、それが私たちのAIの進化を促した方法、それが全てそこにあるのです」。

Googleのアプローチは、単にエンドツーエンドの携帯電話の体験を与えるだけでなく、そのプラットフォーム次世代体験を届ける包括的アプローチを作り上げようというものだ。それはAI(人工知能)とML(機械学習)を基礎として構築され、PixelやPixel XLのようなデバイスを完璧に適合した配信手段として利用しようとするものだ。これはまだ転換点そのものではないが、これは間違い無くGoogleの自身のアイデンティティとビジネスに対するアプローチの大転換を示唆するものである。

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(翻訳:Sako)