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POSソリューションのWyndが3170万ドルを調達

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フランスのスタートアップWyndが、シリーズBラウンド(3000万ユーロ)で3170万ドルを調達した。ラウンドはSodexo VenturesOrange Digital Venturesの主導で行われ、Bpifranceも参加した。Orange Digital Venturesは既にシリーズAラウンドでも、Alven Capitalと共に投資している。Wyndはレストランや店舗で使われている既存のPOSサービスを、彼らのSaaSソリューションで置き換えることを狙っている。

Wyndが狙っているのは個々のレストランではない。その代わりに、このスタートアップは大きなレストランチェーンに注力し、彼らの全てのPOSをWyndのものへ置き換えようとしている。現在の大きなユーザーとしては、カルフール、Galeries Lafayette、Quick、Sodexo、Eiffage、Total、Monceau Fleursなどが挙げられる。

ソリューションは、僅かな調整で動かせることを想定している。Wyndは通常のPOSが必要とするタスクの一部またはすべてを管理することのできる、モジュラーサービスだ。とても基本的なものから始めることが可能で、組み合わせることで必要な情報を得ることができる。

例えば、店舗とウェブサイトの両方にWyndをセットアップすることができる。こうすれば、Wyndは両方のプラットフォームの在庫を統一し、全てのチャネルからの注文を受け付けることができる。サービスはまた、顧客のために電子財布を設定することができる。クーポンを提供し、キャッシュバックを行い、残金を管理するチェーンストアの様子を想像することができるだろう。

Wyndのサービスは、CRMサービスとも統合される。例えば、顧客が支払いを行う際に顧客のプロファイルを見ることができるので、定期的にやって来る顧客かどうかを知ることができる。Wyndに対して既存のCRMサービスから更にデータを追加して入力したり、Wynd自身をメインのCRMとして設定することも可能だ。

同社によれば、多くのクライアントが、つま先を浸すように軽いセットアップから始めるそうだ。その後、彼らはより多くのモジュールを追加して行く。セットアップに応じて、POS1台当たり月額30ユーロから300ユーロが請求される。

Wyndは支払いを直接扱わない。同社は、既に多くの支払いサービスプロバイダが存在することを受けて、POSのみに集中することを選択した。

そして、あなたはPOSを携帯電話、タブレット、その他の多くのデバイスから管理できる。これらの機能はすべて当たり前のように聞こえるかもしれないが、しばらく前は多くの企業が、OracleやSAPによってデザインされたソリューションに依存していたのだ。全体として、Wyndは5000のPOSを管理している。

今日の資金調達ラウンドでは、会社は雇用と国際的な拡大を計画している。まず同社はオフィス英国とドバイに開く。既にそれらの国で何件かのクライアントを持っているからだ。この先更なる国際的な展開もあるだろう。

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(翻訳:Sako)