UberはBeaconが光るのが目印―フロントウィンドウのLEDデバイスで乗客が車を判別しやすくなる

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Uberは今日(米国時間12/15)、Uber Beaconという新しいデバイスを一部の都市で使用し始めると発表した。

新しいハードウェアは小さなBluetoothデバイスで、Uberのロゴの形状でさまざまなカラーでに光らせることができるLEDが組み込まれている。ドライバーがBeaconをフロントウィンドウの下部に貼り付けておけば乗客は遠くからでもどれが自分が呼んだUber車か見分けやすくなるというアイディアだ。最初にBeaconが導入されるのはアメリカのマイアミ、デンバー、ナッシュビル、イギリスのニューキャッスルだ。

もっとも完全に独創的なアイディアというわけではない。ライバルのLyftはすでにAmpという多色ディスプレイを採用している。Lyftのデバイスは裏側がドット文字のデザインで、車内の乗客にメッセージを伝えることができる。

UberのBeaconはそこまで凝っていないが、サイズは十分大きく、外側を向いたLEDは十分な光量があって雨や雪など悪天候下でも判別しやすそうだ。それにLyftのアイディアをそっくり頂いたというわけでもない。Uberはシアトルで1年前の12月からさまざまなカラーディスプレイのテストを続けていた。

最終的に採用されたバージョンは、上記のとおり、乗客にとって判別しやすいUberのロゴのデザインとなった。乗客はスマートフォンのUberアプリからカラーホイールを開いてBeaconの色彩を決められる。つまり同じ場所、同じ時間に別々の乗客がまったく同じ色を選んでUberを呼ぶというような可能性はごく小さい。

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Beaconはバッテリーを内蔵しており、Uberによれば「数日もつ」ということだ。また表面の色彩がプログラム可能なので、お祝い、特別な記念日、イベントなどのためにカスタム・カラーで光らせることもできるという。今回のBeaconのロールアウトは今年のニューイヤーイブをターゲットにしている。いつにも増してUberの需要が高まる季節だが、Beaconはドライバーと乗客双方の仕事を少し楽にしてくれそうだ。

Uberでは乗客が正しいUber車を見つけるプロセスを非常に重視している。乗客のピックアップの過程における行き違いや誤解は業務全体の効率を大きく低下させるおそれがあるためUberでは改善に大きな努力を払っているという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+