Ford、自動運転試験車のCPUとLiDarを強化

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Fordは自動運転の新世代開発車両を作った。Fusionのハイブリッド車で、現行モデルの同じプラットフォームを使用しているが、車載コンピューターのハードウェアが強化され、LiDARセンサーも新しくなった。その結果視野が改善されLiDARユニットが2基外されたにも関わらず、センサー群全体の視界は以前よりよくなっている。

新しいFusionはソフトウェアにも改善が加えられ、バーチャルドライバーが有能になる。この新世代モデルは、3年前に路上デビューした既存モデルを置き換えるものだ。Fordはミシガン、カリフォルニア、アリゾナの各州で、実世界設定のテストを行ってきた。2017年中にはテストの規模を拡大し、約90台の車両を投入する計画だ。

Fordの自動運転プログラム技術責任者、Chris BrewerがMediumに進捗状況を説明する記事を書き、LiDARセンサーを4基から2基に減らしたが、従来と同じだけのデータを収集可能だとしている。2つのセンサーを合わせて360度をカバーし「全方向についてフットボールグラウンド2つ分の距離」を見ることができるとBrewerは書いている。

Fusionのルーフラックには光学カメラが3台設置されている。フロントガラス後方の前方監視カメラと短距離および長距離レンジのレーダーを組み合わせ、車載コンピュータのパワーを使って視界の画像を完成させる。この組み込みスーパーコンピューターは1時間当たり1テラバイトのデータを生成するとBrewerは言っている。こうしたバーチャル処理を行うためには第2の電源が必要で、それがハイブリッドを利用する理由でもある。現在のガソリン車には自立走行を実現するだけのエネルギーがない、とFordは言っている。

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こうしたFordの作業はすべて、2021年に予定されている自動運転車発売に向けた準備として行われている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook