SpaceX、事故調査を終了、1月8日にIridium通信衛星打ち上げへ

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SpaceXはケープカナベラル宇宙基地で大型ロケットが打ち上げ直後に爆発した事故の調査を完了したと発表した。調査はFAA、NASA、NTSB、空軍等の宇宙航空の安全に関わる連邦機関と協力して実施された。収集された残骸やデータを綿密に調査した他、カリフォルニア州ホーソンとテキサス州マクレガーのSpaceXの施設でも実験が行われた。

事故の調査は去る9月のFalcon 9ロケットの爆発事故の原因を打ち上げに先立つ燃料注入過程に求めている。 SpaceXの調査によれば、第2段ロケットのエンジンの液体酸素タンク内に設置された加圧用ヘリウム容器に問題が起き、圧力上昇により液体酸素が2段目ロケットの外被とライナーの間に入った。この際液体ヘリウムの温度が低すぎたために液体酸素が固化し〔固体酸素はいっそう発火の原因となりなすいため〕問題をさらに悪化させたとみられる。SpaceXではこの問題の短期的、長期的改善に取り組んできた。発表によれば燃料供給過程に関する安全性は短期的に確保されており、長期的な改善も成功すると確信していることを発表した。

事故調査の完了に伴い、SpaceXは来る1月8日にFalcon 9による打ち上げを再開する。ペイロードは10基のIridium通信衛星だ。he Iridium衛星はすでにFalcon 9の打ち上げカプセルに収容されている。

SpaceXが実際に今回の打ち上げを成功させ去年秋の事故発生から飛行再開までのターンアラウンド時間は記録的な短さだ。それでも衛星企業各社の信頼を完全に回復するまえにはかなりの時間がかかるだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+