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シフト勤務管理も楽になる?MicrosoftがOffice 365の一部としてStaffHubアプリケーションをローンチ

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Microsoftは本日(米国時間12日)Office 365スイートへの最新の追加機能であるStaffHubを発表した。これはシフト勤務で働く従業員と管理者を支援するためのアプリケーションだ。このアプリケーションは、基本的にデスクトップコンピュータでは作業せず、週ごとに違うスケジュールで働く従業員たちに向けたものである。例えば小売業、ホスピタリティ産業、レストラン業、その他の業務形態だ。

このプログラムは、もともとは昨年の秋に、一般公開に先立ち利用者からのフィードバックを集めることを目的に、「プレビュー」という形で導入されたものだ。プレビューの導入後、1000を超えるビジネスがそのサービスに登録を行ってきた、その中にはカリフォルニアの大規模ワイナリーや、運営するホテルの従業員を対象に用いているホスピタリティ企業なども含まれている。

Office 365のジェネラルマネージャーBryan Goodeの説明によれば、StaffHubのようなソフトウェアプラットフォームを使った、シフト勤務従業員のニーズへの対応を、Microsoftは未開拓の市場であると考えているということだ。

「世界では、5億人のスタッフが現場で働いています」と彼は言う。「にもかかわらず、ほとんどの企業は、こうした人たちのためのデジタルツールを提供していません。しかし多くの企業が、そうしたオフラインプロセスのいくつかをオンラインへと移行することの利点に気付き始めています」。

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しかし、StaffHubが本当に立ち向かおうとしているのは、物事の古いやり方だ。例えばGoodeが指摘するのは、紙のスケジュール、掲示板、電話、その他の手作業などだ。

作業環境における、こうした異なる種類のニーズに対応するために、StaffHubはスケジュールに着目しそれをオンラインで管理する。しかし、それは単なる新しいカレンダーアプリケーションというわけではない。

デスクトップ、またはノートブックコンピューターにアクセスする管理者は、ウェブ版のStaffHubを使って、スタッフの予定を作成する。しかし従業員たちはほとんどの場合、自分の携帯電話だけからアクセスを行う。

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シフトを追加する際に管理者は、(「日勤」、「始業準備」、「夜勤」といった)カスタムラベルや色分け機能を用いて、シフトの種類を区別することができる。またそのシフト中に行われるべき作業についてのメモを入力することも可能だ。

プログラムはまた、「前回のスケジュールをコピーする」機能を提供することで、週毎のシフト更新作業を軽減する。管理者はこの機能を用いて先週のシフトに対して変更作業を行っていくことが可能となる。

スケジュールは必要に応じて、日、週または月単位で表示することができる。さらにプログラムは、休日、休暇、病欠その他の一般的な要求を処理するためのツールも提供している。

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様々な点でSlackとの比較を行うことが可能だが、質問してみたところ、MicorosoftはSlackを競合相手だとは思っていないと答えた。

しかし、2つのプログラムの間には多くの重複する特徴がある。スタッフ同士はプライベートに1対1のアプリ内チャットを行うことが可能で、アプリはまた複数のグループチャットも扱うことができる。

たとえば、管理者はチームチャットを用いて、非公式なお知らせを行ったり、ファイルを共有したりすることができる。チャットは写真共有もサポートしていて、対処が必要な現場の状況を管理者に伝える際に重宝する。

それに加えて、アプリは内部のリソースを共有するために使うことができる。例えば、SharePoint上の従業員ハンドブックや、コンピューターからアップロードされたファイル、そしてDropboxのような他のクラウドサービス上に保存されている動画やファイルなどだ。クリックすれば、ファイルがその場に表示されるため、従業員たちが携帯電話の上でそれらを閲覧することが容易に行える。

さらにMicrosoftは、StaffHubを各種のアプリを支えるプラットフォームとして想定していて、これもまたSlackと類似している点である。とはいえ、Microsoftが注力するのは、例えば、タイムカードアプリケーションのような業務アプリケーションとの接続だ(なので、これは「GIF抜きのSlack」のようなものなのだ。これは対象としている市場に対してアピールする部分もあるだろう)。

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スタッフはモバイルアプリの中で、他の従業員とシフトを交換したり、休日申請を行ったりすることができる。申請は承認のために管理者へ送られる。こうした申請と承認の結果は、他の更新やプライベートノート、そしてチャットなどと共に、ユーザーに対してプッシュ通知で行われる。

ソフトウェアはOffice 365の一般法人向けライセンスの一部として既に利用可能になっている。(日本の場合、Office 365 Business/Business Premium/Business Essentialsが対象となる)。

StaffHubはウェブ、iOS、Androidで提供され、利用可能な言語は、中国語(簡体字)、英語、スペイン語、ロシア語、日本語、フランス語、ブラジルポルトガル語、ドイツ語、韓国語、イタリア語、中国語(繁体字)、オランダ語、トルコ語、スウェーデン語、デンマーク語である。

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(翻訳:Sako)